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それでも戦うヒーローたち 燃え上がる正義の炎編  作者: エイナン
目指すは凍氷城(とうひょうじょう)
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改めて出発

朝になり……

「ふぁ~~」


「ハジケちゃん眠そうだね?」

ハジケが欠伸をしたのを見てモエルが言う。


「う、ううん、眠くないよ!? 大丈夫だよ!」

慌ててハジケが心配させないように言う……がモエルには分かってた。

腕の傷、それに目の下に少し隈ができていることから恐らく隠れて修業でもしていたのだろう……

ハジケが努力していることがひしひしと伝わってきていた。


(ハジケちゃん頑張ってるんだ……やっぱり冬将軍を倒すことに必死に努力して協力してくれているんだ。私も頑張ろう!)

炎が赤くなっても私ももっともっと強くなる。どっちかが強くなればもう一人が強くなろうと努力する……そう言う関係が自然とできていたのだ。


「じゃあ早速行こうか」


「うん、そうしよう」

寒鬼、冷鬼、凍鬼の氷の三人衆は倒したのだ。あの時師匠を襲った氷の化け物たちは既に倒した……つまりもうあの三人衆みたいな奴は出てこないということだ。……まだ出てきてない奴がいるのかもしれないがその時はまた倒せばいいだけ。


「ハジケちゃん」

唐突にモエルがハジケに言葉をかけてくる。

「何?」


「絶対冬将軍倒そうね!」


「それ巴さんの家から出発するときにも言ってたよ」

ハジケが冷静に返す。


「えっ、そうだけどさ私の炎が赤くなって強くなって、ハジケちゃんも昨日こっそり修業して前より私たち強くなってるからこう……気持ちを新しくと言うか」


「ん!? 何で修業してること知ってるの!?」

さらっと隠していたことを暴露したモエルにツッコミを入れた。


「体を見れば分かるよ。傷がついてるからね」


「それだけで分かっちゃうんだ……」

素直に感心しているとモエルが

「もう行こうよ。早くぶん殴ってやりたいんだ」と言いながらハジケを置いて歩き始めた。


「ち、ちょっと待ってよう!」

慌てて後を追うハジケ。二人は冬将軍の根城を目指し進んで行く。




決戦の日は近くなってきている……


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