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それでも戦うヒーローたち 燃え上がる正義の炎編  作者: エイナン
目指すは凍氷城(とうひょうじょう)
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決死の攻防!見つけろ攻略法

「はあっ!」


「ぐっ……」

炎の色が青から赤に変わったモエルの炎は寒鬼の冷気を簡単に破ることができ、攻撃が通じるようになっていた。


「くらえっ」

モエルの横蹴りを寒鬼飛んではかわし


「はあっ!」

氷塊を投げつけ攻撃するが、モエルはそれを炎でガードする。

攻撃が通じるようになったことにより氷に強い炎の力を持つモエルが圧倒的に有利だった。


「そこだっ!」

モエルは炎を纏わせた拳を寒鬼めがけ連続で打ち込む。


「ぐううっ……」

それを避けていくが直撃しなくとも炎の熱気で体が溶けていく。

溶けたら最後、死んでしまうのだ。それを避けるため飛んで攻撃が当たらない所まで移動

しようとするが、モエルがそれを炎で妨害する。


「さっきまでの余裕はどうしたの?」

モエルが挑発するように寒鬼に言う。


「…………」


「何も答えないって事はそう言うことだね」

モエルは寒鬼にめがけ炎を飛ばした。


やった。そう思ったのだが……


「ふふふふっ」

突然寒鬼が笑い始める。そして飛ばした炎を冷気で消した。


「何っ!?」

今まで冷気を簡単に破れたのに……どうして


「さしずめ、どうして? と思っているんだろう」


「!!!」


「言っただろう? 私の冷気は凍鬼とは違うとな」

思い出した。確かに言っていたが……どういうことなのかサッパリ分からない。


「ふふふふっ」


「このっ!」

余裕を見せ始めた寒鬼に炎を飛ばして攻撃するがまた消されてしまう。


「どうして!?」

混乱し始めたモエルに対して寒鬼は

「ふふふふふっ、今度はこっちから行こうか」


そういうと寒鬼は地面に手をつけると……

「雪崩に飲み込まれろ」

そこから雪崩を起こして攻撃する。


「うわっ!」

何故炎が通じなくなっていたのか考えていたモエルは雪崩に飲み込まれてしまう……が


「効かないっ!」

飲み込まれる直前に体に炎を纏わせたため通じなかった。


「くそっ、炎があるかぎり攻撃が通じない……か」

モエルが攻撃しても寒鬼は防ぎ、また寒鬼が攻撃しても防がれる。


「だが、まだ策はある。まずは……」

倒れているハジケに向かって氷塊を投げつけるがモエルの炎で守られているため通じる事はなかったが


「ハジケちゃんを狙うなーー!」

モエルを誘い出すことに成功した。


さぁ、今から始まる攻撃にいつまで耐えられるかな?

炎の力を持つものよ。


「はあっ!」

寒鬼はハジケを狙い四方八方から攻撃を仕掛ける。


「させないっ」

それをモエルが炎で防ぐ。その繰り返しだったが、次第にモエルが押され始めた。


「ふふふふっ、どうやらまだ自分の新しい力を操りきれていないようだな」


「はぁはぁ、くそっ」

モエルは疲労の色を見せ始めていた。

炎の色が青から赤に変わったモエルは確かに冷気を突破し、攻撃からも防御することができる。

だが体力が持たない。まだ新しい力なのでモエル自身が上手く扱えていないのだ。


「いつまで耐える? 炎の力を持つものよ」

そうモエルに言うが実のところ寒鬼も疲労の色が見え始めていた。

モエルの体力がなくなり、炎が出せなくなるまで耐久戦をしなくては寒鬼は勝利できないのだから。


「くうっ……」

モエルはハジケを庇い防御に徹底していたが頭の中では寒鬼の言っていたことの意味を考えていた。私の冷気は凍鬼とは違う……それがどういう意味なのかを。


「くらえっ!」


「ぐっ!」

考えている間にも寒鬼は容赦なくモエルたちに攻撃を仕掛けてくる。体力がなくなる前に倒さなきゃいけないけど、炎が消されちゃうなら攻撃が通じない……けど攻めなきゃこのまま守っていても

いつかやられる。だったら……


「何っ!?」

モエルはハジケを炎をドーム状にしたものの中に入れて守り、こちらに突撃してきたのだ。


「くらえ!」

炎を纏わせた拳を寒鬼の顔面目掛けて攻撃するがまたもや炎が消されてしまう。


「無駄だ。言ったろう? 私の冷気は凍鬼とは違うとな」

そう言うとモエルの手を掴むとハジケのほうに向かって投げつける。


「くそっ! どうすれば炎が消されないんだ!?」

ハジケを踏みつけないように着地したモエルは考える。


モエルが攻撃したとき冷気で防いでいる。それを破って攻撃できていたが急に破れなくなった。

何か秘密があるのは間違いない……モエルはまた寒鬼に突撃していった。


「無駄と言ったのに分からないのか?」

懲りずまた向かってくるモエルに対してあきれたように言う。

そしてモエルの攻撃に備える。


「はあっ!」

寒鬼の腹を狙い攻撃するが冷気で防がれてしまった……が




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