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それでも戦うヒーローたち 燃え上がる正義の炎編  作者: エイナン
熱くなれ!凍鬼戦
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34/78

攻撃が通らない!?その秘密は

ドゴーーン!!


ガキィィィイ!


「ふっ!」


「やあっ!」


ボワッ!……シュュュ……


「炎が!?」


「モエルちゃんの炎が消えちゃう!?」


「……」

モエルとハジケは二人がかりで凍鬼と戦っていたが


「くそっ!」


ボワッ!シュュュ……


「また消えちゃった……」


「……」


攻撃が通らないのだ。それどころか攻撃した自分の拳が凍ってしまうのだ。


「うううっ……攻撃が通らないなんて」


「無駄と言ったはず」


「まだまだぁ!!!」

炎を纏わせた拳で殴りかかるが……


シュュュ……


「まただ!」

さっきから攻撃しているが炎が途中で消えてしまうのだ。それで攻撃が通らないのだ。


「何で炎が消えるんだ!?」


「モエルちゃん! 危ない!」


「!?」

炎が何故消されるのか考えて隙が生まれたモエルに凍鬼が殴りかかる。


「うわっ!!」

ハジケが言ってくれたおかげでそれを間一髪で避ける。


ドガーーーーン!


「なんて威力なの!?地面が割れた……」


「あいつ、力が尋常じゃないほどあるな」

一発でも当たれば致命傷になるほどだ……だけど……


「死ね」

またモエルに殴りかかってくるが


「ふっ!」

攻撃の予備動作が大きいから避けやすい!


「くらえっ!」

今度は凍鬼の隙を突き炎を吐き攻撃するが……


シュゥゥゥゥゥ……


「くっ! また……」

冷鬼のときとは違う……当たっても無いのに炎が効かない。


「だから無駄と言った」


「ううっ」

どうすれば……炎で攻撃しないと致命的なダメージは与えられない。体が強力な氷で出来ているのだ。殴っても今の力じゃ粉砕できない……いや、やっぱり炎じゃなきゃいけない。

凍狼のときも炎じゃなきゃ倒せなかったからこいつもそうなはずだから。

でもどうすれば・・・・

攻撃が通らないなんて……しかも炎はかき消される。凍鬼は何もしていないのにどうして?


「くらえっ!」

ハジケが考えている間にもモエルは炎を吐き、攻撃するが凍鬼に届くまでに消されてしまう。


どうすれば……

普通の物理で攻撃しても効かないし、自分が凍ってしまうだけ……


……何で凍るんだろう?

体に当たって凍るのなら炎は届くはず……でも届かない。殴っても凍鬼に届くまでに拳はだんだん凍ってしまいダメージは入らない。

凍鬼は体が氷で出来ている……冷たい……







もしかして!!!


「モエルちゃん!」

ハジケはモエルを大声で呼ぶ。


「えっ!?」

突然呼ばれたモエルは驚きながらもハジケの方へ急いだ。


「……」

凍鬼は余裕があるのか近づいてこない。



「何? ハジケちゃん、どうしたの?」

ハジケの元へとたどり着いたモエルは凍鬼が近づいてこないことを確認してハジケに尋ねる。


「凍鬼を倒す方法を考えたんだ」


「本当!? どんなの?」


「それはね……」

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