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忙しい人のための古事記RTA②

「続きよ」

「これ疲れるんだがな」


「黄泉の国から地上世界に生還したイザナキ大神は不浄な穢れでいっぱいでした」

「洗い落とせ」


「つくしのひむかのたちばなのおどのあはぎはらの泉で身を清めます」

「なんでお祓いの祝詞を唱えたん?」


「順番が逆で、神職がお祓いのために古事記を暗唱してるのよ」

「そうなん!?」


「洗い落とした穢れをもとに新たな神が生まれました」

「男一人で産めてるやんか」


「禊の最後にスサノオ・ツクヨミ・アマテラスの三貴神が生まれたので」

「アンタ太陽のくせに、ここで生まれたんか」


「イザナキ大神は三貴神に色々と託して引退します」

「世代交代はっや」


「海原を託されたスサノオは毎日毎日ずっと号泣していました」

「なんでやねん!」


「『おまえいい加減にしろよ?』と説教をすると」

「そらそうやろ」


「スサノオは母イザナミを求めてネノカタスクネへと旅立ちます」

「どうしてそうなった!?」


「高天原に立ち寄って挨拶しようとすると、アマテラスは激おこ」

「キレッキレやな」


「『高天原でまで悪さをする気か!』『そんな気はない!』と大喧嘩」

「収集がつかなさそう」


「神生み占いで勝負だ、男神が生まれた方が勝ちだぞ、となりました」

「だから、なんで占いやねん!?」


「なんと勝ったのはスサノオ」

「まじか」


「スサノオは俺様大勝利記念アメノオシホミミと名付けました」

「調子乗りすぎじゃね?」


「俺様大勝利記念アメノオシホミミはアマテラスの養子になりました」

「は?」


「次はスサノオが激おこで高天原で乱暴狼藉」

「それを防ぐために喧嘩してたんやろ?」


「アマテラスはスサノオを擁護します」

「なんでやねん!?」


「とても大きな被害が高天原を襲ったとき」

「どうなるねんな」


「アマテラスは天岩戸にひきこもることにしました」

「なんでやねん!?」


「世界から太陽がなくなるとみんな困ります」

「困るってレベルじゃないやろ」


「世界を救う作戦が準備され決行されました」

「どんな作戦やねん」


知恵の神オモヒカネ『まず鶏を鳴かせます』

芸事の神アメノウズメ『裸踊りを舞います』

アマテラス『なんで騒がしく笑っていられるん?』

『アンタより立派な神が生まれたからお祝いしてんだよ』

アマテラス『んなわけないやろ(チラッ)』

鏡を見せて『アンタのことやで』

アマテラス『出てくわ』


「こうして世界は太陽を取り戻しました」

「謎すぎるわ!」


「大騒動の原因となったスサノオは高天原から追放されます」

「どっちかいうとアンタの方が罰を受けるべきと違う?」


「スサノオが地上に降りるとクシナダヒメという女神が生贄にされそうな場面でした」

「いきなり!?」


「俺がヤマタノオロチを退治してみせる!」

「さっき号泣してたやつと同じなん?」


「大量の酒を飲ませて酩酊したところで退治しました。ヤシオリ作戦です」

「それシン・ゴジラで聞いた!」


「死体処理を行っていると尾から立派な剣『アメノムラクモ』が出てきました」

「なんでやねん」


「スサノオはこの剣を高天原のアマテラスにプレゼントします」

「その後は?」


「クシナダヒメと結婚して地上で暮らすことになりました」

「ヒーローものやん」


「この続きはスサノオの六代先の子孫が主人公になります」

「六代!?」


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