出店メニューに採用
「あー美味しかったぁ。ごちそう様でした!」
「こんな料理初めて食べた!」
久々に食べるたこ焼きに感動して買ってきた材料を使い切るまで食べてしまった
けどシャル達気に入ってくれたみたいだしエバにお願いしてよかった
しかしそのエバは食べ終わってから何やら考え込んでいる様子。一体どうしたんだろうか?
「どうかしました?」
「いやね、私も実際にこのたこ焼きを食べてからずっと考えていたんだ。これは売れる!……って。だからハルカさんにお願いがあるんだけど、この商品をうちの出店で販売させてくれないかい?」
「このたこ焼きをですか?」
ただ自分で食べたいからお願いしただけだったがまさかお店に出す話になるなんて
まぁお祭りといえばたこ焼きって言っても過言ではないし、教えた初日にこのレベルなら当日までにはもっと上達しているだろう
こちらとしてもまた美味しいたこ焼きを食べられるのは願ってもいないことだ
「私としては全然構いませんよ。またたこ焼き食べたいですし。あっでも焼きそば……じゃないイタソーメンの方は大丈夫ですか?流石に1人で両方やるのは厳しいんじゃ」
「それなら問題ないよ。うちのバイトが作れるからね」
「問題がないのであればこちらが断る理由はありません」
「本当かい?そりゃあ助かるね。正直メニュー1つじゃ物足りないと思って他のメニューを考えてたんだよ。あっ、勿論アイデア料は払うからね。売上の3割が通常のアイデア料なんだけどどうだい?」
「じゃあそれでお願いします。それとせっかく売るんでしたらたこ焼きがもっと美味しくなる調味料をお教えしますね」
「このたこ焼きが更に美味しくなるだって……?そりゃあぜひお願いしたいね」
「分かりました。それじゃあ一度自分で試作してきますので、その時にレシピや作り方を教えますね」
今回はソースのみでたこ焼きを食べたが、たこ焼きにはソースと同じ位欠かせない調味料がある
それがあるかないかで大きく変わってくるからな。あとアレも必要だな……よし、早速また市場に行って材料を探してみよう
後日また来ることを約束してシャル達に別れを告げた後、私達は試作の為の材料を買いに市場へと向かった
「材料はアレとアレ……あとアレも必要になるなぁ」
「ワンワンッ!」
「ん?どうしたのシロ」
購入する材料のことを考えているとシロが吠えて何かを伝えてこようとした
服を引っ張られてついていってみると、壁に貼ってある張り紙の前に立たされた
「ワンッ!」
「なになに?従魔大会……?」




