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次の町へ

町に帰ってくると真っ先にギルドへと向かい報告を済ませた



「はい、ゴブリンの耳を確認できましたので試験は合格となります。これでハルカさんは4等級に昇格です」


「ありがとうございます……」


「ギルドカードも更新されます。こちらが新しいギルドカードです。それとこちらがゴブリンの耳を換金したお金になります」



4等級になったことでギルドカードが鉄から銅に変わり、ゴブリンの耳23体分はそのまま換金され金貨1枚と銀貨5枚になった



「以上になりますが何か質問はありますか?」


「いえ、大丈夫です……」


「元気がないようですがどこか体調が悪いんですか?」


「あぁ気にしないで下さい。少し疲れてるだけなので……」



夜通し見張っていた後そのまま町に帰ってきたのでかなり眠い

まだ昼間だけど今日はもう宿に帰って寝るとしよう


宿に到着し部屋に入ったらすぐにベッドへダイブ

数分もしないうちに意識が途絶え、深い眠りに落ちた

目が覚めたのは次の日の朝だった



「すっごい寝ちゃったなぁ。思ってた以上に疲れがあったのかも」



朝食を摂りながら昨日貰ったギルドカードを見返す

これで受けられる依頼も増え有効期限も3ヶ月になった

アルテールの町に来てもう2ヶ月を過ぎた

お金も少しずつだけど貯まってきたし、そろそろ次の町に向かってもいいかもしれない



「町を出るならエリシア達に挨拶しておきたいな。かなりお世話になったわけだし」



町を出る時にエリシアと話したが、今は依頼中で町を離れているはず

ここ最近はレベルアップをする為に殆ど休まずに依頼をこなしてきたし、エリシア達が帰って来るまでは久しぶりにゆっくり過ごすとするか


冒険者稼業の事は一旦忘れ、アルテールを発つまでの間観光を楽しんだ

エリシア達が帰って来たのはその三日後。無事にランクアップをしたこと、近日中に町を離れることを伝えると祝いの席とお別れ会を合わせて開いてくれた



「そっかぁ、ハルっちはもう町を出ていっちゃうのかぁ。寂しくなるな」


「皆には本当色々とお世話になったよ。ありがとうね」


「私達はこの町を拠点にしてるから何か困ったことがあればいつでも頼りに来てね」


「ありがとう」


「さっ!今日は私達の奢りだからジャンジャン飲んで食べてね」


「それじゃあ遠慮なくいただきます」



その日は飲んで食べて盛大に盛り上がり、楽しい夜を過ごした

翌朝、再度エリシア達に別れを告げこれまでお世話になってきたギルドにも挨拶を済ませて次なる町を目指した



「次はどこに行こうかな」




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