表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
路傍野姫狐  作者: きつね耳モフモフ
12/29

明と暗ノ別レ道

そこのけソコノケここは一般道ダ。

それからも投げて寄越される四角い箱だとか樽モドキを避けつつ

回収出来そうな木の破片やら横目で見るけど皆バッキバキに壊れたり

曲がってて使えそうにならないものばかりなり。

 多分固めのリンゴモドキな木の実の入ってたらしい樽が着地した

衝撃でバラけた時に外れた輪っかがコロコロと転がって追いかけて

来たので、ついでとばかりに右手で拾ってみる。

 これは金属製ではなくて、何かの蔓っぽいモノをロープみたいに

編んであるのかな?うーん。フラフープの代わりにはなりそうも

ないから投げ輪の代わりに投げつけるとか?運よく頭に嵌まれば

捩じり鉢巻き状態にはなるかもネ。ってトコか。効果はびみょーだわ。

 そうこうする内にキラっと日の光を反射しつつ、ビーカーみたいな

小型の瓶が降ってくる。印は付いてないから私が細工した奴じゃぁない。

 ガッシャン。「ビチャ。」あーあー勿体ない。あれはジャムの瓶かな?

おっと。うっかり踏んで足取られたら足が滑ってアブナイじゃない。

バランス取るの失敗してボールを落としてしまったわ。

 コロコロと先行するボールを待って待ってと追いかける。

ワザとじゃないから捕まえるのも必死だよ。アレを無くしちゃったら

かなりの痛手だし。ってアレ?ボールが転がってく先に小さい影が横道から

しゃしゃり出てきたわよ?もしやワンワンオな連中の一匹かしら。

 今この道は私を追い立てる為に一方通行な上に一般獣人は多分入っては

これない筈。ヤバい。あれ取られちゃったら全力で取り返さないと。

って、アレ?子供・・・?いやいや何で!?ナンデソンなに

  ニンゲンっぽい顔付きとかしてんのよ・・・アんタ。

ダッテ。ケモミミシッポがちゃんと生えてるジャナイの子犬の癖にナマイキな。

 私は思わずその姿に突っ込みを入れつつも、蔓で出来た輪っかを横にして

その子に投げ付けると同時に、怯んだ隙にボールを拾い上げて、

加速したままその顔前を通り過ぎていく。

 そっか。いろんな種類の獣人が生息してルんだもの。「半獣人」な子が

居たってオカシクはないわよね。獣人ばっかりしかいないと思い込んでた

私は自分の思い込みに苦笑しつつも、小さくなっていくその姿をもう一度

視界の隅に入れようとして、思わず唖然とする羽目になった。

うっかりはどこの世界二だって存在する存在でシテね。一般道である以上は

沿道住民がしゃしゃり出てくる可能性ダッてあルんです。

 オマケに出てきた子は「半獣人」。なのでその対応たるや・・・(次回に続く)


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ