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第四章 告白、告白、告白……⑦

 ファミレスを出た。巡川駅へと向かって歩いている今も、時田はずっと永井のことを話している。もうこちらから聞くことをしなくても、時田は一人で喋り続けていた。

 永井のことが好きだから、嬉しそうに、楽しそうに、そして、僕のことを友達だと思って信頼しているから、安心して自分の気持ちを晒している。

 例えば、中学二年の時の合唱コンクールのとき、指揮者を務めていた永井の一生懸命な姿が可愛かった、とか。国語の朗読の声がとても綺麗だった、とか。今も、電車やさくら台駅へ向かう途中でいっしょになると、永井の方から「おはよう」と手を振ってくれる、とか。

 もし、時田が永井と付き合うことになったら、時田が僕を殺そうと行動することは、なくなるだろう。むしろ、付き合うことができたら、時田は、永井を本当に大事にしてくれて、その橋渡しとなった僕に感謝すらするだろう、という気さえしていた。時田はきっとそういうやつだ。

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