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魅せます!土龍(ミミズ)の底力!  作者: ぜん
4章 学校と転生者と不穏と(学校編)
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95話

最近暑いからか疲れが…

しかし、自らを転生者と名乗ったシャルロッテ。

あまりおおっぴらに言うべき情報ではないのに、それを俺に明かした理由とは一体なんだ…?

きっと何か大事なことが…


「もう一度確認させてください。あなたは日本人の転生者で合ってますか?」

うん。

生まれも育ちも日本の日本人…だったミミズです。

ぺこりと頷く。

すると、シャルロッテの表情がぱあっと晴れて笑顔になる。


「わたくし、アメリカ人だったんですけど、日本のヤマトナデシコに憧れてたんです!まさかこちらの世界で本物の日本の方と出会えるなんて!」

あー、そういう…。

確かに今のシャルロッテの格好は日本の大和撫子そのものだ。


小柄な体格に似合う、華やかながら決して派手では無い和柄の着物を上品に着ている。

街に出た時に見たけど、この世界の女性の服は基本的には丈が膝より下にあるスカートだ。

ということは、恐らく特別に仕立てたのだろう。


それに何より、目を引くのはその髪と目だ。

この世界では珍しい黒髪・黒目。

俺はこの世界に来てからは、日本人の子供であるユーキ・アルドレット氏しか見たことが無い。

前髪は切りそろえられていて、後ろ髪は肩の辺りまで伸ばされている。

手入れがしっかりされているのだろう、艶やかな黒髪は夜空の暗闇を彷彿とさせるほどの漆黒だ。


また、零れんばかり大きな瞳はクリっとしていて、目を覗き込むとそのまま吸い込まれそうな透明感。

この2つの黒色が和服と完全に調和することで、異世界に大和撫子が生まれていた。

シャルロッテ、黒髪・黒目に生まれたときは嬉しかっただろうな…。


ところで、俺に転生者だと明かしたのは何故なんだろうか。

「実はわたくし、あなた様に質問があって。」

良し来た。

「あの!日本人は刀をタイトーするって本当ですか!?」

…は?

おい、ひょっとして…

「ニンジュツは使えるんですか!?ジュードーの技は!?ヤマブキイロノオカシやコーモンサマのモンドコロとかって…」

質問って、そういうことかい!?


それからしばらくは怒涛の質問ラッシュ。

俺がイエスかノーで答えられる質問には首を振って答えていった。

そしてあることが分かった。


シャルロッテ・ワーグナー、大和撫子に憧れるアメリカ人少女は

…ちょっと変わった人だった。




ところで、ワーグナーってどこかで聞いた名前のような…?

みんな、オラに元気をわけてくれ〜

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