92話
2回更新します〜
まずは1回目!
どうしてこうなったのか…。
全てはシアンとはぐれてしまったのが原因だ。
それは数十分ほど前のこと…
俺たちはギルおじが操る馬車を降りて、校門(街で言うと関所)を通ろうとしていた。
学校に入るためには学生証を提示しなければいけないらしい。
それに俺は初めて来るので、特別に許可を取らなければいけないのだとか。
といっても、そんなに時間はかからないらしいけど…。
「じゃあ、少し行ってくるわ。ここでお利口に待っててね。」
はーい。いってらっしゃい。
そう言うとシアンはエイラさんとともに門番に学生証の提示と、俺のことを説明をしに行った。
その間俺はやることもないので、周りを観察してみる。
…この校門、大きいな。
雰囲気は凱旋門みたい。
高さは4、50mはあるんじゃないかな、奥行も20mほど。
その大きさだからか、シアンだけじゃなく他にも沢山の生徒が通っているし、数は少ないけど馬車も通っている。
ペットらしき生き物を連れてる人もチラホラいて、そういう人たちはきっとシアンの同級生とかなのだろう。
そんなことを考えながらシアンが帰って来るのをぼけーって待っている時だった。
一瞬、サッと黒い影が差したかと思うと、俺の体は何者かによって容易く持ち上げられていた。
うわっ!ちょ、なに!?
そう思ったのも束の間、その何者かは俺を連れて校門を抜け、校内に走って入っていってしまった。
シアン〜!?
それからそいつは時には屋根を登り、時には路地を抜けて校内を縦横無尽に走り回った。
しばらくするとそいつは満足したのか、どこかの空き地で俺を地面に置くと、今度は俺をつついて遊び始めた。
ちょ、やめ、あっ。
そうしてようやく、俺はそいつの顔を見ることが出来た。
そいつの正体は…
可愛らしい猫だった。
最近急に涼しくなってきましたね
それでも30℃超えてたりするんですけど…
10年後の夏は平均気温が40℃とかになってんじゃないの?
あ、この後もう1更新あります




