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魅せます!土龍(ミミズ)の底力!  作者: ぜん
3章 町とお出かけと魔物と(町編)
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87話

いやー、久しぶりに休みを満喫!



…あれ?今夏休みだよな?

「あんたたち、何してたのよ。」

とは、1日お屋敷でお留守番をしていたノエルの台詞である。

晩御飯を食べ終えた俺は、マルタに厨房のドアを開けてもらって中庭に行ったんだけど…

そこには仁王立ち(浮いているから仁王浮き?)して俺を待ち構えていたノエルがいた。

いや、あの…お買い物?

「なんで疑問形なのよ!ていうか、買い物だけで丸一日かかるわけないでしょ!?」

はあ、正直に話すか…。

実は…




「はあ、それは大変だったわね。」

あれ?意外な反応。

てっきり「バッカじゃないの!」みたいに怒られるものだとばっかり…。

「あんたは私を何だと思ってんのよ!流石にオーガが出てきたら同情もするわよ。」

オーガってそんなにすごいの?

「あれ、あんた知らないの?…て、ああ、今の森にはオーガは出ないものね。」

今の森って、昔は出たの?


「ええ、まあ。あんたが生まれるよりずうっと前の森は今よりももっと魔物がいたわ。それも、強さも大きさも今よりずっとすごいのが。」

ええ!?まじで!?


「それで冒険者が森に来て、魔物と冒険者が互いに殺し殺されし合って…。その死体の血やら栄養やら魔力やらで森が大きくなったのよ。」

…うわあ。

むしろ良く今の森みたいになったな。

話だけ聞くと呪われてそうなもんだけど。


「オーガはそんな魔物の中でも結構強かった…はずよ?」

…なんで疑問形なんだよ。

「だって私が直接相手することなんて無かったもの。でもそうね、戦ってる冒険者は必ずパーティだったわね。1人で戦ってる人間は見たことないわ。まあ、パーティでも運が悪かったら全滅してたし、魔物としては強い部類のはずよ。」

パーティが全滅…!?


「そう言えば、人間をバリバリ喰ってたわね。美味しいのかしら?」

人間を!?

オーガ…完全にやばいやつじゃん!?

まさかそこまでとは…。


ん?そうなると、オーガの格ってめちゃくちゃ高いんじゃ…?

ふと気になって、今日獲得したスキルポイントを確認してみる。

こ、これは…!?

オーガさん、結構やばかった

そして、巨大な森にはそれなりの背景、つまり大量の栄養が「どっかから」与えられてるわけなんですよね

ほら、富士の樹海とか…

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