84話
うおー!
今日は2回更新するぞー!
お待たせしました!
ガタンゴトン
またまた俺たちは馬車に揺られている。
と、言っても今度はお屋敷に帰るためにだ。
日は既に落ち始め、時刻はすでに夕方と言っていいくらい。
いやー、あの話の後も大変だった…。
え?支援の話はまとまったんじゃないのかって?
実はその後、あのオーガを倒したってことをシアンが話したときに、うっかり俺がやったってことがバレちゃって…。
「こ、この魔物がオーガを単独で…!?しかも見たことがない種ですね、ええ。ワーム類のようですが、こんな色、サイズの魔物は知りませんね、はい…。」
館長は俺をしげしげと観察した。
そして、彼の誇りを語った時と同じく真剣な顔で言った。
「良ければこの子をうちに売る気はありませんか!?」
ないよ!?
真面目な顔して何言ってんの!?
「ありません!」
俺とシアンは同時に首を振った。
もちろん横に。
しかし館長は諦めない。
「決して悪いようにはしませんから…。」
ダメです!
首を横に振る。
「!?…この子はひょっとして、人の言葉を理解しているんですか!?」
あ、やば。
「俄然興味がわきましたよー!」
めんどくせー!
と、まあこんな感じで、俺は館長にえらく気に入られてしまったのだ。
次に町に来たときは必ず顔を出すようにも言われたし…トホホ。
しかし、そんなこんなで色々あったこの1日もいよいよ終わろうとしている。
「そうだ!ミーくん!」
そう言ってシアンが今日買った商品をゴソゴソ漁り始めた。
そうそう、騒動はあったけどちゃんと商品は受け取りに行ったよ。
行くお店行くお店で魔物を倒したことを感謝されて、それも時間がかかった理由。
ちなみに、俺が倒したオーガだったものの処理は魔物館の従業員さんたちがやってくれた。
ありがとうございます。
と、シアンが目当てのものを見つけたようだ。
「はい、ミーくん。」
そう言ってシアンが俺に渡したのは、ガラスで出来た四角いケース。
え、これって…。
「そう、これはあなたのお家!…の予定だったんだけど、色々あってお家ではなくなったの。でも、これからは移動の時にこれを使えば、一緒に色んなところに行けるわ!」
そう言ってシアンは満面の笑みでこう言った。
「これからもよろしくね!」
…うん!
みなさんがこの話を読んでる間に次の話書いてます。
割とすぐ更新するので、お楽しみに!




