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魅せます!土龍(ミミズ)の底力!  作者: ぜん
3章 町とお出かけと魔物と(町編)
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87/142

83話

昨日は更新出来なくてごめんなさい。

今日も忙しくて…2回更新出来たらしたいんですけど、もしかしたら出来ないかもです。


楽しみにしてくださってる読者さんに置かれましては、どうかお許しを〜!

白いローブの人物によって拘束が解かれたオーガが暴れ出したことで、館内は阿鼻叫喚。

逃げ惑う客に、オーガの暴走によって拘束が解けて暴れる魔物、なんとか魔物を止めようとして返り討ちにあう従業員…。

結局、死人こそ出なかったものの怪我人が続出。

オーガとおまけのブルーブル数頭は外へ逃げ出し俺たちと遭遇した、ということらしい。

白ローブはその混乱に乗じて逃げたしたと。


今まで静かに話を聞いてたシアンが、館長に質問した。

「その白いローブの人物に心当たりはありますか?」

「いえ、ないですねえ、はい。当館への御来場も初めてだったかと、はい。」

まあ、1度でも来てたら覚えてるよね。


「では、何か手がかりになるようなものや特徴はありますか?」

「そうですね、はい、やはりあの白いローブ姿は目立ちますね、はい。それと、背はそれほど高くない男性でした、ええ。」

うーん…それだけじゃあ特定は出来ないかな。

服を脱がれちゃったら分からないだろうし。


「そうですか…。では、何か武器などは持っていましたか?」

「ええと、マジックアイテムは持っていましたが、剣などを腰に下げてはいなかったかと、はい。…いや、そう言えば、あの、やつが逃げる際に翻ったローブの裾からですが、小型の弓が見えた気がしますです、はい。」

弓だって!?

ひょっとして、エイラさんのあの時のも…。


「…っ!?なるほど。情報ありがとうございました。」

「はい、あの、領主様へのご報告をよろしくお願いします。私は、その、こんな仕事ですが、誇りを持ってやっております。犯人をなんとか捕らえてください、ええ。協力は惜しみません。」

そう言う館長の眼差しはとても力強いものだった。

自分の誇りを傷つけられた、それに対する強い、怒りとはまた別の闘志とでも言うべき気持ちの篭った、そんな男の目だ。

なんだ、案外かっこいいじゃん。


「はい、それはもちろん。」

そしてそれに応えるシアンも、彼の思いに見合った真摯な声だ。

領主の娘としても、この事件は到底見過ごせないものだろうし、それになにより、個人的にもそいつはエイラさんを殺しかけたんだから、仕返しをしなきゃね。


「それで、この被害に対する復旧の支援ですが…。」

ここからは建物の再建や被害者への手当ての話。

詳しくはよく分からないけど、どうやらまず現状把握が上手く出来てないようなので、細かい被害の状況を館長にまとめてもらい、それを領主であるご主人様に後日伝えて、それから支援をするようだ。

テキパキと話をまとめるシアン。かっこいいなあ。


ぐー!

…ところでシアンさん、お昼ご飯はまだですかね?

かっこいい館長、かっこいいシアン、かっこ悪い主人公…。

そして、謎の白ローブの男とは一体何者なんだ…!?


そう言えば、謎の黒マントの男ってコロッケにいたよね。

パクリじゃないよ!ホントだよ!

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