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魅せます!土龍(ミミズ)の底力!  作者: ぜん
3章 町とお出かけと魔物と(町編)
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78話

台風やばいみたいね…

こっちに来るのは明日だけど…どうなることやら

魔物が逃げたしたって…うわ!?

本当にあっちからなんかきた!

イノシシ!?

「ブルーブル!?お嬢様!危険ですから、そこのお店に逃げ込んでいてください!ミーくんも!」

ちょ、エイラさん!?

そういうとエイラさんはブルーブルに向かって駆け出していった。


瞬きの間に詰められるブルーブルとエイラさんの距離。

やがてその距離がゼロになり、あわやぶつかる!というその瞬間

一閃!

エイラさんが操る剣の左下から右上にかけての逆袈裟懸けが、ブルーブルの体を一刀のもと2つに切り分けた。


おお!鮮やか!

しかし、それも束の間。

ほっと一息つく暇もなく、向こうから更に魔物が来た。

さっきと同じブルーブルが3匹、そしてもう一体明らかにやばいのが…。

そいつは身の丈が2m強ほどもあり、筋骨隆々の肉体に頭部には大きな2本の角を生やした、大鬼だった。

「…っ!?こんな町中にオーガだと!?討伐ランクAの魔物だぞ!?」

しかしそう言いながらも毅然とした態度で足を止めないエイラさん。

「邪魔だぁ!!」

突進してくるブルーブルの命を剣の一撃によって刈り取る。

一振、二振り、三振り。

その姿は恐ろしい死神のようであると同時に、美しいヴァルキリーのようでもあった。


しかし、オーガだけは流石のエイラさんも一撃とはいかないようだ。

何度も果敢に切りつけるのだが、オーガの岩のような両腕に防がれ、阻まれてしまい決定的な一撃が決まらない。

そんなさなか、エイラさんは遂にオーガの隙をついてトドメの大上段を振り下ろす、その時だった。


ガキンッ!

「なっ!?」

横から何者かが放った弓矢が、エイラさんの剣を側面から弾き飛ばした。

マズイッ!?

それを好機と見たのか、オーガが腕を振り上げ眼前の敵を叩き潰そうとする。

「あ、あぁ…。」


エイラさん!

俺は何とかここからでもエイラさんを助けようとストーンキャノンを放とうとするが…

ダメだ!射線がエイラさんに重なってる!

どうすれば…

そうだ!

閃いた俺は、頭をいつか練習したバク転の要領で後ろに倒して…

ストーンキャノン!!


ドンッ

という鈍い音がして、俺の体は前方方向へ吹っ飛んだ。

「ミーくんっ!?」

間に合ええ!!

アイアンッ!テールッッ!!

魔物が逃げたしたのはなぜ!?

横から妨害をしたのは何者!?

ミーくんの行動は間に合うのか!?

謎が謎を呼ぶ激動の第三巻!シアン先生も絶賛!


…っていう妄想をしてみたり。

三巻なのは何となくですw

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