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魅せます!土龍(ミミズ)の底力!  作者: ぜん
3章 町とお出かけと魔物と(町編)
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76話

昨日は更新出来なくてごめんなさい!

その分、今日は2回更新です!

ということで、いよいよ出発!

お屋敷の前には馬車が停めてあって、御者さんに手を引かれてシアンが、続いてエイラさんとエイラさんに担がれた俺が乗る。

エイラさん…キリッとした顔をしてるけど、寝癖ついてるよ?

ちなみに、御者さんはお屋敷ではまだ会ったことがない、渋いイケメンおじ様だ。

よろしくお願いしまーす!


「お嬢、今日は学校はお休みだったと思いますが、どちらまで?」

「今日は町へ行くわ。お願いね、ギル。」

「あいよ!」

あれ?初めて会う人だけど、このおじ様は結構ラフな感じなんだ。

と、おじ様がこっちを見てきた。

「お前が噂のお嬢の新しいペットか。俺の名前はギルバート。アルドレット家で馬車の御者なんかをやってる。よろしくな!」

なんて、分からなねえか!ガッハッハッ、と豪快に笑うギルバート。

むか!この人失礼だな!

決めた、あんたはギルおじでいいや。

「ギル!ミーくんはとっても賢いのよ!きっと今のも分かってるわ!」

「ほう、そいつはほんとですかいお嬢。」

ほんとだよ!の意味を込めてうなづく。

「おお!?…そいつは失礼した。改めてよろしくな、ミー。」

よろしい!

でも俺の名前はミーくんなんだよ…。

なんてことは気づかず、ギルおじはハイヨー!と言って鞭を一振。馬車が動き出した。

カッコイイー!

はいよー!



それから馬車に揺られること十数分、馬車が止まった。

どうやら町に着いたようだ。

…今更だけど、あのお屋敷不便じゃない?

学校が遠いのはもちろん、町も遠いし…買い出しだけでも一苦労だね。

と、それは置いといてギルおじがシアンの手をとって馬車から降ろす。

それはまさに、お嬢様とその召使いの動きに相応しい、その瞬間を切り取って絵画にしたくなるような所作だ。

ギルおじは喋ると豪快なおじさんだけど、動作は一々カッコイイんだよなぁ。

俺もやってー…あ、俺はエイラさんですかそうですか。

エイラさんに担がれて俺も地面に降り立つ。

と、おお!町だ!

朝、と言うにはやや遅めの時間だけど、そこには人の賑わいが見られる。

ぱっと見た感じ、建物はあれは…木造?とレンガ造りの建物も見える。

気持ち、レンガ造りの建物は大きいものが多いかな。


ところでシアン、町まで来たけど、何をするの?

「今日はいっぱいお買い物をするわよ!ミーくん!」

それは男子にとって、地獄が約束された瞬間だった…。

77話は午後に更新予定です。

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