76話
昨日は更新出来なくてごめんなさい!
その分、今日は2回更新です!
ということで、いよいよ出発!
お屋敷の前には馬車が停めてあって、御者さんに手を引かれてシアンが、続いてエイラさんとエイラさんに担がれた俺が乗る。
エイラさん…キリッとした顔をしてるけど、寝癖ついてるよ?
ちなみに、御者さんはお屋敷ではまだ会ったことがない、渋いイケメンおじ様だ。
よろしくお願いしまーす!
「お嬢、今日は学校はお休みだったと思いますが、どちらまで?」
「今日は町へ行くわ。お願いね、ギル。」
「あいよ!」
あれ?初めて会う人だけど、このおじ様は結構ラフな感じなんだ。
と、おじ様がこっちを見てきた。
「お前が噂のお嬢の新しいペットか。俺の名前はギルバート。アルドレット家で馬車の御者なんかをやってる。よろしくな!」
なんて、分からなねえか!ガッハッハッ、と豪快に笑うギルバート。
むか!この人失礼だな!
決めた、あんたはギルおじでいいや。
「ギル!ミーくんはとっても賢いのよ!きっと今のも分かってるわ!」
「ほう、そいつはほんとですかいお嬢。」
ほんとだよ!の意味を込めてうなづく。
「おお!?…そいつは失礼した。改めてよろしくな、ミー。」
よろしい!
でも俺の名前はミーくんなんだよ…。
なんてことは気づかず、ギルおじはハイヨー!と言って鞭を一振。馬車が動き出した。
カッコイイー!
はいよー!
それから馬車に揺られること十数分、馬車が止まった。
どうやら町に着いたようだ。
…今更だけど、あのお屋敷不便じゃない?
学校が遠いのはもちろん、町も遠いし…買い出しだけでも一苦労だね。
と、それは置いといてギルおじがシアンの手をとって馬車から降ろす。
それはまさに、お嬢様とその召使いの動きに相応しい、その瞬間を切り取って絵画にしたくなるような所作だ。
ギルおじは喋ると豪快なおじさんだけど、動作は一々カッコイイんだよなぁ。
俺もやってー…あ、俺はエイラさんですかそうですか。
エイラさんに担がれて俺も地面に降り立つ。
と、おお!町だ!
朝、と言うにはやや遅めの時間だけど、そこには人の賑わいが見られる。
ぱっと見た感じ、建物はあれは…木造?とレンガ造りの建物も見える。
気持ち、レンガ造りの建物は大きいものが多いかな。
ところでシアン、町まで来たけど、何をするの?
「今日はいっぱいお買い物をするわよ!ミーくん!」
それは男子にとって、地獄が約束された瞬間だった…。
77話は午後に更新予定です。




