73話
評価、感想よろしくお願いします!
チュンチュンチュン
ふわぁ〜、もう朝?
「あ、ミーくん起きた?おはよう!」
あ、シアン。おはよう。
と、その隣にはノエルがいる。
おはよう、ノエル。
「全く…人の気も知らないで、呑気なものね。…おはよう。」
…どういうこと?
「うふふ!私とノエルちゃんとの秘密よ!」
「ふん!」
はあ、よく分からないけど…
グー。
朝ごはんが食べたいな!
中庭の最早俺の寝床となってしまった花壇から抜けて、厨房に続くドアに向かう。
コンコンコン
厨房に続くドアを植物使役のツタを使ってノックする。
ガチャ
「…ミーくんおはよ…!?お、お嬢様!?お、おはようございます。」
「あら、おはようマルタ。こんなドアがあったのね。知らなかったわ。」
あれ?そうなの。
まあ、そんなことより朝ごはんをくださいな!
「お嬢様、朝ごはんの準備が出来ています。どうぞお席へ。」
「ありがとう。うふふ、秘密の通路みたいでドキドキするわ!」
そう言うと、シアンは先にドアをくぐって食堂を行ってしまった。
昨日のカレンもそうだったけど、やっぱりシアンの前ではマルタも少し雰囲気が違うね。
これが使用人モードってやつ?
さて、じゃあ俺も朝ごはんを…
ガシッ
とマルタに掴まれた。
「…また汚れが溜まってる。…しっかり落とすよ。」
イヤー!
誰か助けてー!
あ、この際ノエルでもいい!助けて!
そうしてノエルに視線を向けると、ノエルもこっちを見ていた。
おお!まさに以心伝心!
するとノエルはおもむろにニヤリと笑ってこう言った。
「あら、じゃあ私も手伝ってあげる。」
う、裏切り者ー!
ザバー、ゴシゴシ、ジャバジャバ、グルングルン、ギャー!
うう…、酷い目にあった。
ノエルめ…あいつは俺に何の恨みがあったんだ…。
いや、確かに体は綺麗になるんだけど…。
ひょっとしてこれから毎日こうなの?
しかし、それも美味しいご飯を食べるためなら我慢出来るというもの。
なんとか疲れた体をテーブルまで動かす。
え?シアンが椅子に乗せてくれるの?大丈夫?
おー!すごいすごい!ありがとうー!
…すっごい手がプルプルしてるけどね。
それでは、いただきまーす!
モグモグ ムシャムシャ
うん!美味しい!
やっぱり朝はヘルシーな野菜がいいね。
この新鮮なキャベツ(みたいなもの)とか最高!
シアンは食べ終わったのか、俺とノエルが朝ごはんを食べてる姿をニコニコ見てる。
あ、ちなみにノエルはストローで青みがかった水を飲んでいる。何あれ?
って、今更だけど、シアンこんなにまったりしてていいの?
ひょっとして今日は学校が無いとか?
「うふふ、今日は私は1日おやすみよ。と言っても習い事はあるのだけれど。」
習い事なんかあるんだ。大変だね。
「でも!今日こそはミーくんと遊ぶわよ!何をしようかしら!」
…どうやらお嬢様は鬱憤が溜まってらっしゃるご様子。
せめて安全なものでお願いしますよ?
私にも休みをくれい…




