68話
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「あーもう!これどうすればいいんすか!」
カレンがうがー!と頭をかく。
これってどうにか出来るものなの?
「出来ないっすよ!そもそも魔化された木なんて滅多に無いんすから…。」
そうそう、その魔化ってなんなの?
「あれ?ミーくん、ガルドの森に居たのに知らないんすか?」
自分も聞きかじった程度っすけど、と前置きしてカレンが教えてくれた。
「魔化っていうのは簡単にいうと、物や生き物、道具を魔力でコーティングすることっす。例えば、道具とか武器を魔化すると魔道具とか魔武器って呼ばれる、便利だったり強い道具、武器が出来るっす。こういうのは基本的にドワーフが得意な領分っすね。」
ドワーフ!
「知ってるっすか?人間とは友好的な種族っすから、王都とかにも結構いるっすよ。」
おおー!
「と、話しが脱線したっす。で、魔化っていうのは普通、そのドワーフみたいに人為的にするんすけど、希に自然発生的に魔化が起こることがあるんす。それがダンジョンだったり、魔物だったり、ノエルちゃんの元の魔樹、ガルドノエルアストラルとかっす。」
色々と気になる部分はあるけど…まあ、魔化については何となく分かったかな。
他にも聞きたいところだけど…
って、すっかり忘れてたけどアナに聞けばいいんじゃん!
後でアナに聞いてみよー!
で、どうするのこれ?
「はあ…そうっすよねー。魔樹の伐採なんて自分には出来ないっすし「させないわよ!」…開き直ってうちの自慢にするっすかね?魔樹が庭にあるお屋敷なんて他に無いと思うっすし。」
そういうもんなの?
「そういうもんっす。」
そう言うと、カレンは仕事に戻っていった。
チラリと見えたその目は死んでいた…。
…お疲れ様です。
ノエルはそもそも、なんで木を魔化したの?
「それは魔力のためね。今の私の体を作ってるのも、魔法に使う魔力も、森にある本体の木から魔力を飛ばしてたんだけど…すっっっごい不便なのよね!」
はあ…。
「で、そこで思ったの。オリジナルには劣るけど、近くに魔樹を作って、そこから魔力を供給した方が効率がいい!って。」
あー、電波塔とか電柱とかと同じ感じなのか。
電波塔の近くだとバリ3!みたいな。
「で、でんぱ…?ばりさん…?」
あ、こっちの話しです。
うーん、やっぱり色々気になることもあるし、状況報告も含めて1度アナと話そうか。
大雨の影響で新幹線が止まっていて帰れない…
今、駅のホームで座って待ちながら話し書いてました
家の方も大雨の被害がやばそうで(自分はたまたま親戚の用事で関東にいました)心配です…
帰れるのは深夜かな…?




