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魅せます!土龍(ミミズ)の底力!  作者: ぜん
2章 少女と豪邸と妖精と(アルドレット邸編)
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59話

ご意見・ご感想お待ちしています〜

なんとか中庭に到着。

さて、着いたはいいけど何をしようか…

ん?誰かいるな。

「ふ〜んふふ〜ん♪」

一人の女性が上機嫌に鼻歌を歌いながら庭の木を剪定している。

今剪定をしている木の他にも、周りの草や花も既に整えられた後のようで、朝見たときよりも整然と並んでその魅力を最大に出している。

もしかしてこの人がミーシャが言ってた庭師の…

「うーん、こんなところっすかね!さて、あんたが噂のミーくんで合ってるっすか?」

っ!?びっくりした。

彼女は俺に背を向けたまま俺に声をかけてきた。

どうやって気づいたのだろうか。

「あー、びっくりさせたっすか?ごめんっす。自分はアルドレット家の使用人で、主に庭師の仕事を担当しているカレンっす。よろしくっす!」

そういってこちらを向いて挨拶をする。

あ、うん。よろしくカレン。

なんだろう、何か違和感。

「で、そっちの人は…わあ、すごい魔力っすね!正体はガルドの大樹っすか?」

「…っ!?なんで分かったの!?」

「お、当たりっすか?やったあ!」

…どういうことだ?

ノエルが魔力なのが分かったのはいいとして、正体まで当てるなんて…何かスキルの能力か?

「ノエルちゃんって言うんすね。あ、その通りっす。自分、スキルの魔力感知を持ってるっす。」

まじか!?

俺以外にもあんな必要Pが高いスキルを持ってる人がいるなんて…。

いや、それにしてもおかしくないか?

俺の知ってる魔力感知では、本当に魔力を感じることしか出来ない。

どこの魔力かなんてのは分からないはず…。

「あれ?ミーくんも魔力感知持ってるんすか?」

…っ!?

…そうか違和感の正体が分かった。

この人、俺の考えてることが分かるんだ…。

「あーもう、そんなに警戒しないで欲しいっす。とって食べたりしないっすよ〜。」

そりゃ無茶な話しだ。

「むー。あ、じゃあ魔力感知の説明をするっす。」

説明?どういうことだ?

魔力感知は魔力を感じるだけのスキルじゃないのか?

「自分の魔力感知は魔力を媒介にして植物や動物の気持ちがなんとな〜く分かるっす。けど、人間とかの知性が高度に発達した生物に関して何考えてるかなんて全然わかんないっす。つ・ま・り、魔力感知は動物程度の考えなら多少分かるっすけど、そんなに万能じゃないんすよ。」

魔力感知ってそんなことも出来たのか。

あ、だからあんなに必要Pが多かったのか?

いや、でも…その話しほんと?

「ほんとっす!」

うーん、嘘をついている感じには見えないけど…。

ん、まてよ?ってことは俺も魔力感知を使えば同じことが出来るんじゃないか?

やってみよう。

むむむ〜!…お、こうかな?

「…ん?何っすか?」

(一応嘘はついてないみたいだね。なんとなく分かった。)

「…まじっすか?おっかしいな、自分がこれを出来るようになるのにはかなり時間がかかったんすけど…。」

(そう?出来ちゃったけど?確かにこれじゃあそんなに深い考えまでは読めないみたいだね。)

「…理不尽っす。まあでも、これで信用してもらえたっすよね?これからよろしくっす!」

まあそうだね、これからよろしくカレン。

「それと、ノエルちゃんの正体が分かったのは自分が実際にガルドの森に入って、大樹を直接見たことがあるからっす。あんな魔力は忘れられないっすよ。」

(なるほどね。でも、こんなに話しが出来る人はおじさん以来だな。)

「おじさんって…ひょっとしてワーグナー様っすか?」

あー、たぶんその人。

「あの人をおじさんって…ミーくんは大物っすね〜。」

え、なに、あのおじさんってそんなにすごい人だったの?

「あっはっは!すごいもなにも、あの人は元王族っすよ。」

…まじ?

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