↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魅せます!土龍(ミミズ)の底力!  作者: ぜん
2章 少女と豪邸と妖精と(アルドレット邸編)
PR
51/142

49話

活動報告でお伝えすることを書いてあります

是非見てください

ご意見・ご感想お待ちしています〜

俺はエイラに抱えられて食堂を出た。

少し廊下を歩くとシアンは宿題があるからと部屋へ行ってしまった。

俺とエイラと二人きりで廊下を歩く。(俺は歩いてないけど。)

ふと、エイラが呟いた。

「お嬢様は優しい方だ。そして美しく、聡明でいらっしゃる。」

急にどうしたの?エイラはお嬢様大好きだよね。

確かにシアンはいい人だと思うけど。


エイラは続ける。

「しかし同時に寂しい方でもある。」

…どういうこと?

「お嬢様はお母様を早くに亡くし、お父様は地方の領主として忙しい。必然的にお嬢様の周りは使用人ばかりになってしまった。お嬢様には友達がいなかったんだ。」

…でも、いくら地方っていっても周りに子供くらいはいるでしょ?


「王都の学校にはお嬢様にも御学友がいらっしゃる。学校にいるときのお嬢様は本当に楽しそうだ。でも、家に帰ってくると駄目なんだ。」

それはなぜ?


「…お嬢様の家は国王とも直接親交がある大貴族。あまりに大きすぎたんだ。そしてお嬢様自身、その容姿と知性が周りの同年代と隔絶していた。親からアルドレット家に逆らってはいけない、と教えられた子供はお嬢様にへりくだり、同時にお嬢様が持つ整った容姿や溢れる才能に嫉妬する。」

…。


「お嬢様にとってこの邸は檻のようなものだ。この家はお嬢様に孤独を強いるし、私たちにはそれを癒すことが出来ない。」

でも、と続く。


「そんなお嬢様がお前を見たときに一目で決めたんだ。お前がいいと。あんなに楽しそうなお嬢様は屋敷の中で見たことがない。」

だからお願いだ、とエイラは言う。


「お前はお嬢様のペットであり家族であり、友達であって欲しい。それは、私には出来ないことだから。」

エイラ…。


「なんてな、お前がどこまで理解しているかは知らないがただの独り言だ。さっさと休んで、明日から頼むぞ、ミーくん。」

そう言うと、エイラは俺を中庭において帰っていった。


はあ、そんなこと言われたら断れないよ…。

しょうがない、頼まれてあげるよ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。