42話
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「変な音がしたと思ったら…一体何をしているんだい?」
昼食が終わったのか、おじさんが現れた。
「おじ様!」
「これに何が出来るのかを見ていたのですが…。」
これって、エイラさんあんた…。
「あー、なるほど。で、こうなったと。」
おじさんが視線を中庭に向けると、中庭はすっかり変わり果てていて…
大きな木は折れかかっていてツタにがんじがらめにされ、
中庭の中央には折れた土槍が散らばり、
花壇には季節外れの花が美しく咲いている。
わー、すっげえ。
「まったく…。それなら私に聞いてくれたら良かったのに。」
「だって、自分で知りたかったんですもの…。」
「この惨状を見て、まだ言えるかい?」
「…。」
いや、惨状って。確かに酷い状況だけども。
「はあ、少しそれを貸してごらん。」
そう言われて、シアンはおじさんにミーくん研究レポートを渡した。
すると、おじさんはそこに何かをスラスラと書いていく。
「はい、このくらいならいいだろう?」
そう言うとおじさんは俺たちに書き込んだものを見せてきた。
するとそこには、俺の持つスキルや今の体長、体重など、俺を飼うにあたって最低限必要なことだけが書かれていた。
「どんな物や場所が好きか等は、これから君たちでゆっくり時間をかけて探っていけばいいよ。」
「おじ様…。」
「でも、危ないことはしちゃ駄目だ。君も、いいね?」
「分かりました!」
はーい。気をつけます。
「それじゃあ私は、可愛い娘が待ってるからおいとまするよ。これからも娘とよろしくね。」
「もちろんです!おじ様、ごきげんよう。」
そう言うと、おじさんは帰って行った。
「よーし!じゃあ、次はミーくんの好きな場所を探すわよ!この屋敷を案内してあげるわ!」
うーわ、大変そー!




