34話
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(いやー、すまない。まさか喋るとは思わなくてね。)
どういうこと?
これって多分テイマーのスキルみたいなものじゃないの?
動物と話せる、みたいな。
(いや、正確に言うと少し違う。これは確かにそういったスキルなんだが、出来るのはせいぜい動物や魔物の意思を読むことができる程度さ。だから、何となく何が言いたいのかは分かるけれど、今の君のようにしっかりした言葉じゃないんだ。普通は。)
…まるで俺が普通じゃないみたいだね。
(まあ事実、私は今までに君みたいな動物や魔物にはあったことがない。)
ふーん。
(ああ、でも生まれてすぐに意思疎通が出来る人間ならいたよ。)
え、誰それ?
(私の娘さ!もうほんとに昔から賢くて、しかも天使のように愛らしくて、私のことをお父様、お父様と慕う姿はまさに…!)
分かった分かった!
それよりこれから何かするんでしょ?
はやくしてよ。
(と、すまなかった。じゃあ、これから君の体をスキャンするよ。)
スキャン?
(簡単に言うと、君の種族やスキルなどのことを調べるのさ。なに、すぐに終わる。いくよ!)
あ、ちょま…
名前 ミーくん
種族 ビックワーム亜種
所持スキル
嗅覚Lv5
聴覚Lv5
言語理解
魔力感知
中級土魔法Lv2
鉄の胃袋
気配殺し
鉄化
植物使役
視覚Lv2
(…な、な、な!?)
どうかした?
(どうかした、じゃない!なんだこのスキルの多さ!?それにビックワームの亜種だと?私もテイマーとしてそこそこだが、初めてみる魔物だ!)
あれ?ビックワームって魔物なの?
(かなり低位の魔物だがね。しかし亜種、亜種か…。)
じゃあ終わり?帰っていい?
(ま、待ってくれ!?もう少し調べさせてくれ!お願いだ!)
えー!?まだやるのー!?




