33話
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デケー…。
なに?こんな凄い家に住んでるの?
流石お貴族様。
あ、中から別の使用人さんが出てきた。
「おかえりなさいませお嬢様。応接室でワーグナー様がお待ちです。」
「分かったわ。ご苦労様。」
おおー、なんかほんとにお嬢様っぽい。
「いえ。…それより、こちらが件のでございますか?」
あ、なんか不審なものを見る目だ。
「ええ、今日から私のペットになるミーくんよ。ミーくんはとっても賢いのよ!」
「…左様でございますか。それでは後ほど結果とともにご主人様へご報告させていただきます。」
「はーい。じゃあ行きましょうミーくん、エイラ。」
「かしこまりました。」
はーい。
なんかゴリ押した感じだね。
ってか結果って何の話?
アルドレット家に入った俺たちはそのまままっすぐ応接室らしき部屋へ行った。
…いやいや、やっぱりこの家デカすぎるでしょ?
ここまで来るのに部屋何個あったよ?
廊下もめっちゃ長いし。
これだとどうせ使う部屋そんなにないだろうし、逆に不便じゃないの?
そんな無駄なことを考えていると着いたようだ。
シアンが部屋をノックする。
コンコン
「シアンです。」
あれ?ここってシアンの家だよね?なんでノックなんて…?
「ああ、大丈夫だよ。」
ガチャ
部屋の中にはダンディーな30歳ほどだろうか、気品の中にどこか愛嬌のあるオジサマがいた。
ああ、ノックしてたのは年上で性別も違うからその辺の礼儀なのかな?
「お邪魔しているよ。」
「おじ様こんにちは。今日はお越しいただきありがとうございます。」
おお、お嬢様っぽい。
「なに、娘の親友の頼みさ。礼には及ばないよ。それに、もっと楽にしてくれていい。」
「それじゃお言葉に甘えます。こんにちは!」
そんなことは無かった。
やっぱりこっちが素か。
「さて、ゆっくり話したいところだけど時間は有限だ。早速始めてもいいかな?」
「大丈夫です。この子をお願いします。」
ん?このおじさんが何かするの?
あ、なんか不審なものをみ(ry
「…この子、でいいんだね?どこで見つけたのかな?」
「ガルドの森です!とっても可愛いでしょう?」
「…ま、まあ可愛くないこともない、かな?まあいい、始めるよ。」
ポワァ
おじさんの足元で青白い光が光り始め、手からも同じく青白い光が俺には向かって流れてくる。
なんだこれ?
「ミーくん、こちらはワーグナー様。王都でも屈指のテイマーなの。今日はミーくんのことを色々調べてもらうから、お利口にしててね?」
へー、テイマーね。そんな職業があるのか。
前世でいう調教師とかブリーダーみたいなもんかな?
それにしてもこの魔力不思議な感じだな。
なんだろう、魔力を通して人と繋がってる、のかな?
(あー、聞こえるか?そこのミミズくん?)
おお!?なんか頭の中に響いた!?
はいはい、聞こえますよ〜。
(な!?しゃ…)
…しゃ?
(喋った〜!?)
…はぁ!?




