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魅せます!土龍(ミミズ)の底力!  作者: ぜん
4章 学校と転生者と不穏と(学校編)
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109/142

104話

カラオケに行きたいです(知らねーよ)

ということで、俺たちは授業のために校庭に来ていた。

ペット紹介の順番は出席番号順らしいので、最初はアインツなんとかさんなんだけど…

遅れてやって来る、なんてことも無かったので(なんでも、学校には来てるらしい)出席番号2番のシアンがトップバッターだ。

まあつまり、俺の出番ですね。

エイラさんにケースから出してもらった俺は、シアンと一緒に生徒たちの前に立つ。


「私のペットを紹介します。アースワームのミーくんです。」

生徒たちがどよめいた。

まあ…うん、普通の反応はそうだよね。

冷静に考えて、ペットが巨大なミミズってのはシアンの優等生なイメージも合わさって異色に見えるだろう。

「ミーくんが好きなものはお肉です。」

ザッ!

あ、使用人たちが一斉に警戒し始めた。

違いますよー、人を食べたりなんてしませんよー。

「苦手なものはお水です。お風呂に入るときは、ちょっと嫌がります。」

うんうん。

まあ、性格に言うとお風呂が嫌いっていうか、体を洗われるのが好きじゃないんだけど。



そんな感じでペット紹介は進んでいく。

それにしても…俺は何もしなくていいのかな?

なんて思いながらボーッとしている時だった。

「ミーくんの得意なことはお花を咲かせることです。ミーくん、今出来る?」

お、出番!

もちろん。ちょっと近くの花壇にお邪魔して、と。

あ、みんなが怪しんでる目をしている。

見てろよー。

土を簡単に耕して、と。

こんなもんでいいか。

いくぞ!植物使役!


ブワァ!と花壇に既に咲いていた花とは別に、新たな命が一度に芽吹き、元々あった赤や黄色の花とは別に、一面を白い花が覆った。

あ、これシアンの家にもあったやつだね。

ホワイトリリーだったかな?人気の花なんだね。


またまた生徒たちはどよめいた。

といっても今度のは純粋な驚きの感情だ。

ふふん、どや!

しかし、そんな良い視線も長くは続かない。

それはシアンこの一言によって…

「ミーくんはとっても強くて、オーガを倒すことも出来ます。」

シーン

空気が凍った。そして…


ドっと笑いが起きた。

「アルドレットさんも冗談を言うのね、うふふ!」

「ふふ!そんなの出来るわけないわ!」

「オーガなんて無理に決まってるよ!」

どうやら完全に冗談だと思われているようだ。


しかし、そんな笑い声もシアンは気にせず紹介を続けた。

「でもとっても賢いので、無闇に暴れたりはしません。ミーくんは私のペットで、大切な家族です。」


そして、シアンが最後に紹介を締めくくろうとしたときだった。

生徒たちの後ろにいたペットのうちの1匹がガウッと叫んでシアンに襲いかかった。

危ない!

そうそう、しおり機能を使っていただいたら、毎日更新でもどこから読めばいいかすぐに分かって便利だと思うので

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