表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

72/145

72

 その日の夜、砂漠の発掘資料の調査を終えてから、(二、三か所、ここかも、という地図の場所の上に、ばつじるしをつけた)こまはいつものように『一人で』お風呂に入ろうとした。

 するとなぜかわたあめとみずあめがやってきて、「こまちゃん。水の節約をするから、今日からお風呂は私たちと一緒に入ってね」と言われた。

 わたあめとみずあめの説明によると、スター王子様とルナ王女様の二人が、乗ってきたあの宇宙船のようなおもちゃのような飛行機の修理が終わるまで、この木登砂漠発掘隊のキャンプで一緒に生活することになったのだけど、二人分の水の使用量が突然、増えることになるので、お風呂の時間を男性と女性の二回の時間にわけて、みんなで一回にお風呂に入ることにすると決まったそうだ。

 そのことにはもちろん、なんの問題もないのだけど、問題はなぜかこまが『女性の時間』のほうにお風呂に入ることに決まっていたことだった。

 ずっと昔はともかくとして、こまはもうわたあめやみずうみと一緒にお風呂に入りたくはなかった。(だって、恥ずかしいから)

 だから「いやです」と言ったのだけど、「だめだよ」「だめです」と双子の三つ星姉妹からそう言われてしまい、こまは無理やり、ひっぱられるようにして、二人と一緒のお風呂に入ることになった。

「さいころ。助けて(おもちゃにされる)」と引きずられながら、こまは言った。

『これも君の運命だよ。こま。運命には誰も逆らうことはできない。諦めなさい』と楽しそうに、ふふっと笑いながら、さいころはこまにそう言った。(アーメン)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ