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第5話:『笑うタロット、集う愚者』

爆発、NPC求婚、中二病、喋る筋肉……。

カオスな旅を続けてきたシンたちだったが、ついに新たな強制イベントが発動!


個性豊かなタロット適合者たちが次々と集結し、物語の鍵を握るギルド「アークタロット」を結成する。


「選ばれなかった者たち」による、運命への反逆が今、始まる!

再誕フィールドの調査を終え、ようやく街へ戻ってきた御神楽シンたち。


爆発に巻き込まれ、塔の中二病と会話を交わし、筋肉に人格が宿るという未体験ゾーンを経て、ようやく安堵の時間が……と思われた、その瞬間——


《全プレイヤーへ緊急通知》

《新ギルドイベント“アルカナの運命”が発動しました》

《対象:タロット適合者(強制)》


「おい、また強制イベントかよ!?」


警告音のようなシステムチャイムと共に、視界が強制的に切り替わる。シンたちは、街の広場から転送され、巨大なホールのような場所へと召喚されていた。


そこは、空中に浮かぶ巨大図書空間“アストロラーベ”。浮遊する書架、回転する天球儀、タロット模様の床——その中央には、特設ステージ。


「ようこそ、アークタロットへ!」


高らかに響き渡る、あの声。CV大塚●夫によるナレーションが、またしても場の空気を勝手に盛り上げる。


そして、次々とプレイヤーたちが召喚されてくる。


魔術師・真澄アキラが「天才は集団行動が苦手でね」と現れ、女帝・天条ミレイが「この場にふさわしくない背景が気になるわ」と煌びやかに舞い降り、悪魔・御影サキは「取引の香りがするわね」と不穏な微笑を浮かべる。


死神・九条メグルは「やだ怖い……でも来ちゃった……」と怯え、星・星乃ヒカリはステージ中央で「ヒカリ☆登場〜っ!」とキラキラポーズを決めた。


「え、待って、これってまさか……全員キャラ濃すぎる系?」


「うん、しかも全員、愚者のせいで人生狂ってる系ね」とレイが瞬時に答える。


《ギルド結成進行中……》

《ギルド名:アークタロット》

《ギルドリーダー:御神楽シン(愚者)》

《説明:選ばれなかった者たちによる運命への反逆ギルド》


「いやいやいや、なんで俺がリーダーなんだよ!!」


「君の行動が、多くのアルカナに干渉を起こした。ならば、君が責任を取るべきだ」


そう静かに言うのは、ユダ。彼の冷ややかな視線が、シンの背筋を冷たく撫でる。


《ギルド登録完了》

《アルカナ適合者全員、ギルドに強制加入されました》

《“アルカナ戦争”イベントフラグが立ちました》


ナレーションが吠える。「ここに集うは、選ばれなかった運命の番人たち。彼らの混沌が、世界に笑いと破壊をもたらす!」


「頼むから、せめて静かにしてくれぇぇぇ!!」


こうして、

爆発男・愚者シンを中心に、ギャグと混沌と運命改変が渦巻くギルド“アークタロット”が、強制的に、だが確実に、世界の中心に躍り出るのであった——。



個性豊かなタロットたちが集い、いよいよギルド「アークタロット」が結成されました。

ナレーションも巻き込んで、ますます賑やかになる予感ですね!


次回は、女帝・天条ミレイの登場で、街がギャルゲ空間に!?

そして、彼女の目的とは……。


次回、『ゴージャス女帝、現る』、お楽しみに!

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