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生きる為に。  作者: ハル
サバイバル
36/37

緊張

別館の入り口を開け、中にそっと入る。

二階はアミューズメントフロアでゲーム台や賭けないパチンコなどが置かれている。


やはり此処でもパニックは有ったのか、ゲームの筐体が倒れていたり、血の跡などが床に着いている。

ただおかしな事に死体が無く、其れだけを見ればただの廃墟みたいに見える。


後ろを振り向くと緊張した顔の三人がいる。

僕の視線に気づいたのか、加藤が

「どうした?」

と小声で聞いてくるので、そっとなんでも無いと首を振る。


アミューズメントフロアも荒れているが特に何も無くデパート本館に通じている連絡通路は防火シャッターが降りており進めない。

仕方ないので3階映画館フロアに通じるエスカレーターを見る。

流石に動いておらず、単なる階段とかしている。

人1人通るのが精一杯の広さしか無く、此処では剣を使うのは上に上がりきるまでは無理だ。

上を警戒しつつ振り返り三人に話かける。

「映画館フロアに行くけど、一人づつしか通れないから、僕、菅さん、斎藤さん、加藤の順で上がるけど良い?」

女性陣2人は緊張した顔で頷き、加藤も頷く。

「加藤、大丈夫だと思うけど、何かあったら直ぐに言えよ?」

そう言うと、加藤は頷き、

「大丈夫。任せて」

そう言うと一番後ろにつく。

僕は三人を確認するとエスカレーターを上り出す。

ゆっくりと静かに上がる。エスカレーターの一番上は映画館フロアのせいか、照明がついてても薄暗いが、普通に見るぶんには問題無い。上がりきり、周りを見まわそうとすると、

「止まれ‼︎それ以上動くな‼︎」

男の制止する声が映画館に響いた。





長らくお待たせしました。

申し訳ありません。


仕事の忙しさや詰まりで書けませんでした。

申し訳ありません。

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