緊張
別館の入り口を開け、中にそっと入る。
二階はアミューズメントフロアでゲーム台や賭けないパチンコなどが置かれている。
やはり此処でもパニックは有ったのか、ゲームの筐体が倒れていたり、血の跡などが床に着いている。
ただおかしな事に死体が無く、其れだけを見ればただの廃墟みたいに見える。
後ろを振り向くと緊張した顔の三人がいる。
僕の視線に気づいたのか、加藤が
「どうした?」
と小声で聞いてくるので、そっとなんでも無いと首を振る。
アミューズメントフロアも荒れているが特に何も無くデパート本館に通じている連絡通路は防火シャッターが降りており進めない。
仕方ないので3階映画館フロアに通じるエスカレーターを見る。
流石に動いておらず、単なる階段とかしている。
人1人通るのが精一杯の広さしか無く、此処では剣を使うのは上に上がりきるまでは無理だ。
上を警戒しつつ振り返り三人に話かける。
「映画館フロアに行くけど、一人づつしか通れないから、僕、菅さん、斎藤さん、加藤の順で上がるけど良い?」
女性陣2人は緊張した顔で頷き、加藤も頷く。
「加藤、大丈夫だと思うけど、何かあったら直ぐに言えよ?」
そう言うと、加藤は頷き、
「大丈夫。任せて」
そう言うと一番後ろにつく。
僕は三人を確認するとエスカレーターを上り出す。
ゆっくりと静かに上がる。エスカレーターの一番上は映画館フロアのせいか、照明がついてても薄暗いが、普通に見るぶんには問題無い。上がりきり、周りを見まわそうとすると、
「止まれ‼︎それ以上動くな‼︎」
男の制止する声が映画館に響いた。
長らくお待たせしました。
申し訳ありません。
仕事の忙しさや詰まりで書けませんでした。
申し訳ありません。




