相談
「止まれ‼︎それ以上動くな‼︎」
そう言うと40代ぐらいの男性はモップか何かの柄だろうか、其れを構え此方を警戒している。
男の後ろにも2人程同じ様に構えて警戒している。
「すみません、向こうの農業高校から避難してきたんです。避難させて貰えませんか?
僕の後ろに後三人居ます。お願いできませんか?」
そう僕が言うと、男達は顔を見合わせ、最初に警告してきた男が
「外の奴らに噛まれてないな?噛まれたりした奴がいれば、受け入れは無理だ。念の為身体検査をするが良いな?」
僕は後ろを見ると三人とも頷く。
「身体検査は構いませんが、女の子2人居ます、大丈夫ですか?」
そう言うと、代表の男は頷き、
「此方にも女性はいるから、その人達に見てもらうが、それで良いか?」
其れを聴いて、僕は頷き後ろを向くと三人に
「大丈夫そうだから、来て。」
そう言うと三人ともエスカレーターを上ってくる。
向こうからも女性が1人奥から出て来る。
男は女性と一緒に2人で此方に来ると
「其方のお二人は、彼女についていってもらえるか?」
そう言うと、横の女性は軽くお辞儀する。
女性は微笑み、
「此方に来てもらえる?」
そう言うと菅さんと斎藤さんを連れて行く。
僕と加藤も前の男の人について行く。
映画館の上映室の一室に案内される。
男の人は
「脱いだら声をかけてくれ。」
そう言うと上映室の入り口付近まで離れる。
僕は指輪にコートと武具を仕舞うと服を脱ぐ。
下着姿になり、加藤を見ると加藤も下着姿になっているのを確認すると
「良いですよ。」
と答えると
男は近づいてきて、僕等が噛まれていないかを確認する。
確認が終わり、僕らが服を着ると
「すまなかったね、今回の事で慎重にならざる得なくてな。
そう言えばまだ名乗ってなかったね。
俺は中崎将太。此の映画館のチーフフロア長。責任者だと思ってくれれば良い。」
そう自己紹介をする。
僕らも自己紹介を済ませると、今の状況について話し出した。




