旅立ち
四人が居間で出発の準備をしている。
みんな暑いが薄手では無く、服を着込んで厚着をして怪我をしにくい格好をし、靴下も重ね履きしている。
こうなると長時間の集中は暑さと動きにくさから難しくなる。
引っ掻かれたり、噛まれたりしてゾンビに転化するよりは良いだろう。
菅さんが此方を向いて聞いてくる。
「今日はどうするの?」
僕はカーテンの隙間から外を見つつ答える
「デパートを何処からか進入出来ないか、探ろうと思う。
進入しできても危なそうなら、南に南下して、食料とか、武器になるもの集めつつ港に向かおうと思う。
明石か姫路に出れば、漁船があるだろうから、船に乗って小豆島にでも向かおうかなと思ってる。
運転はまあ何とかなるかな?」
最後は苦笑いしながら答える。
「加藤、此れ。でも極力使わないで。どうしようも無い時に使って。」
加藤に警察署で奪った拳銃を渡す。
残弾は空砲一発実弾五発。
予備の弾は現状無し。
アメリカとかじゃあるまいし、早々ぽこぽこと銃や弾薬が手に入る訳が無い。
「良いのか?」
加藤は驚いた顔をしながら聞いてくる。
僕は頷きながら答える。
「僕は此れがあるから、其れに銃は流石に使った事は無いから。」
「俺も使ったことないよ!」
加藤が突っ込んでくる。
「僕だけ武装強化しても意味ないでしょ?加藤は其の銃で斎藤さんと菅さんを守って。
でも音でゾンビが寄ってくるから、残弾もあるけど、使う場所は考えて。」
「わかった。」
加藤は銃を見つつ、頷く。
菅さんも斎藤さんも準備が出来たのか厚着に金属バットや包丁を持って佇んでいる。
こんな状況じゃなければ、かなり怖い。
「斎藤さんも菅さんも自分の身を守る事を最優先で考えて。戦闘は極力避けるけど、どうしてもと言う時だけにして。前は僕が出るから。」
菅さんも斎藤さんも頷く。
そういうと僕も出る準備をする。
指輪から鎧と剣を取り出し身につけ、剣を腰のソードホルダーにぶら下げる。
一度だけ、固定されたか確認して鞘から鯉口を切り剣を確かめる。
剣を戻し、鞘を軽くパンパンと叩き口には出さず
「頼むな。」
と剣に語りかける。
さあ行こうか、長い1日になりそうだ。
三人を見て
「行こうか」
と話し、三人共が緊張した顔で頷く。
四人でドアへ向かって歩き出した。
本当に遅くなってすみませんでした。
毎日投稿されてる方は本当に凄いですね?
読んで頂きありがとうございます
終わりませんよ?まだ。




