別離と旅立ち
署長室を出た後、菅さんと加藤が待つ部屋に向かう。
部屋の扉を開けると斎藤さんも部屋に居た。
少し警戒心を強める。
「こんにちは斎藤さん。いらしたんですね。」
呆れたように斎藤さんが此方に向く
「君が菅さんに一緒に居てもらえって言ったんでしょう?」
溜息を吐きながら返してくる。
僕は調達に出る直前にそう話したのを忘れていた。
「すみません。」
素直に謝る。
謝った後に加藤の方を向き話しかける。
「加藤、菅さんに話した?」
加藤は頷き続ける。
「話してどうするか話していた。行くあてはあるのか?」
加藤は不安もあるだろう、質問してきた。
「とりあえずJR線の向こうにあるデパートに行こうと思う。
其処を拠点にするか、出来なさそうなら明石か姫路まで出て船を調達したいと思うんだが、どう?」
「船?」
菅さんが聞いてくる。
「ああ、取り敢えず船に物資を積めるだけ積んで瀬戸内海の小島に避難しようかと思う。
簡単に行かないとは思うが、どう?」
「解った。此処に居ても仕方ないし。真田君には助けてもらってるし着いて行くよ。」
菅さんはそう言ってくれ、加藤も頷く。
静かにしていた斎藤さんが口を開く
「私も付いて行って良いかな?、此処に居るより君についていった方が此処に立て籠もるよりは安全そうだ。」
僕はキョトンとして、菅さんと加藤を見る
二人共反対では無いのか、僕をじっと見ている。
僕は溜息を吐き、一言添える。
「自分の身は自分で守ってくださいよ?」
斎藤さんは頷く。
「解ってるよ。がんばるよ〜」
「じゃあ出る準備をしよう。服は長袖で、暑いかもしれないけど厚着して肌を出すような格好は止めて。
武器も少々拝借して行こう。良いね?」
女性陣は頷くと僕と加藤を追い出し着替え始めた。
僕と加藤はそのまま武器を預けている所に向かうと預けている金属バットを返してもらう。
返して貰うと、僕は一撃いれ、管理してた人を、昏倒させ、警察が使う警棒を二本調達。
銃は此処で管理していないみたいなので諦める
次に食糧庫に行き数日分の食糧を貰い(うばい)鞄につめこみ、部屋に戻る。
四人が部屋を出たのは午後3時ごろ。
急がないと日が暮れる
直ぐに玄関に向かうと人が数人其処にいた。
読んで頂き有難うございます。
感想をくださった方、またブックマークしてくださった方。
この場でお礼申し上げます。
有難うございます。
此れを励みに物語を頑張って書いていきたいと思います。




