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生きる為に。  作者: ハル
第1章異変
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嵐の前の静けさ

扉を開けると菅さんと加藤が起きて話をしていた。


「おかえり。」

菅さんが此方を見て見て迎えてくれる。

加藤も其れを見て、同じように

「おかえり、どこ行ってた?」


「そこら辺をぶらぶらとしてたよ。

後夜見張りをするから順番があるってさ。」


加藤が嫌な顔をする。


「ついでに明日、朝から外に食糧調達に出ないと行けない。加藤も言われるんじゃないかな?

銃は渡せないから、持ってきた金属バットと竹刀で、だと。

まあ銃なんか撃ったら、ゾンビに囲まれて大変な事になるから不用意には使いたくないかな。」


座りながら仁が話す。


「仁、仁が使ってた剣や鎧は使わないの?コートは着っぱなしにしてるけど。」

加藤が素朴な疑問をぶつけてくる。


「三人だけなら、使うんだけどな。どうもあの警視が没収したくて仕方ないみたいでな。

まあ連中にはどう足掻いても、持てないがな。」

二人は頭に?マークが出ているようで、変な顔をしている。


笑いながら、ドアの鍵を閉めて、防犯カメラが無いのを確認してから、指輪から剣を出し、机の上に置く。


「持ってみ?」

僕は笑いながら二人に持つように促す。


「良いのか?」

加藤が聞いてくるので頷く。


加藤はそっと柄とと鞘の下にてを当て持とうとするが動かない。

全力で持とうとしているのか、顔が真っ赤で笑えてくる。


「菅さんも試してみる?」

と聞くと、菅さんは

「私は良いよ。別に」

と慌てて手を振り断ってくる。


「その剣は、最低でもある程度の技量が無ければ持てないよ。

達人クラスの力量が持てるんじゃないかな?」


「持てるだけ?」

加藤が細かい所を突っ込んでくる。

僕は笑いながら

「持つだけ」

と答えると剣を指輪に戻す。

「だから持ってかれることは心配して無いけどね、要らないことされても困るから、取り敢えず隠しとくよ。」


二人は理解したのか頷く

「明日、加藤も行くとして俺は竹刀で良いから、金属バット使えば良いよ。」


加藤は嫌そうな顔をし、

「行くの確定なのか。」

僕は笑いながら

「諦めろ」

とだけ答える。


菅さんに目を向け、

「菅さん、あの警視は気を付けてね、何かしてくるかも知れんから。」


菅さんも頷く。


といきなりドアノブが動き扉にぶつかる音と豚の鳴き声みたいな声が聞こえる。


「貴様ら此処を開けんか‼︎」


僕は座りながら扉に視線だけむけ

「拒否します。」


「貴様、俺を誰だと、」

と言いかけている最中に

「豚」

と一言。


横で聞いていた加藤は腹を抱えて爆笑しており、菅さんはオロオロと扉と僕を見ていた。


其処を他の声がする

「開けてもらって良いか?藤堂だが。」


ドアの鍵を外し、ドアを開ける。

僕は椅子に座りながら、

「何か用ですか?」

少し威圧を込めながら話す。

警視が、話し出そうとする寸前に藤堂さんが先に話す。

「見張りの順番に着いてだ。」

藤堂さんは、あえて警視の顔を見ないように話す。

「君と加藤君で0時ごろから二時間外を見張ってもらう。

菅さんは取り敢えず見張らなくて良いよ。」


と菅さんにも話しかける。

「後で毛布を取りにおいで。三人分渡すから。部屋割は、今日は我慢してくれるかな?

明日にはなんとかするから。」


菅さんは取り敢えず頷く。


「後、明日だが、加藤君と真田くん、調達に参加してくれるかな?危険だが。」


僕と加藤は頷く。

「有難う、武器は持って来ていた金属バットと竹刀を出る時に渡すから。」


「わかりました。」


警視は此方を凄い顔で睨んでいたが、全員が見ないようにしている。


「要件は以上ですか?なら御飯を食べて休みたいのですが。」


「わかった、後でロビーにおいで、非常食だが、其れと水を渡すから。」


「わかりました」

僕は素直に頷く

と其れを確認して藤堂さんは外に出ようとするが、警視が動かない

「警視」と声をかけ促す。

怒りが収まらないが取り敢えず踵を返す。


出て行くのを確認すると、

「御飯貰ってきて食べて休もう、菅さん、毛布もらってきてもらって良い?」


僕らは御飯を食べて時間まで体を休める事にした。




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