休憩2
二人が机で眠ってるのを見ながら、此れからの事を考える。
取り敢えず両親に電話するも、混線しているのか、繋がりすらしない。
其の時、コンコンとドアがノックされる。「はい。」と返事をすると若い女性が水だが三人分持ってきてくれた。
「あらあら、二人共疲れて寝ちゃったか。
後で毛布でも持ってきてあげないとね。」
優しく笑いながら、お水を机の手が当たらない所付近に置く。
「有難うございます、お姉さん。」
御礼を言いながら、会釈をする。
「斎藤 佳奈、私は斎藤 佳奈って言います。」
にっこりと笑いながらお姉さんが名乗る。
「僕は真田 仁。そっちの男の方が加藤で女の子の方が菅さんです。」
寝ている二人はついでに紹介しとく。
「県農生だって?学校から此処まで近いけど大変だったでしょ?
あのゾンビ?みたいなのもいるし、此処に来る途中も凄いさんじょうだしね。」
あまり思い出したく無いのか、顔が強張る。
「そうですね、三人で隠れながら此処まで逃げてきましたけど、一度は流石に襲われました。三人で金属バットや竹刀でなんとかしましたけど。」
二人を見ながら説明する。
「此の後どうなるんでしょうね?何処かのゲームみたいに爆弾で街ごと吹き飛ばして終わるレベルでも無いですし。」
「そうね〜。私も一度家に帰りたいけど高砂だからねえ。歩いて帰るのは、無理だしね。此れだと。」
苦笑いしながら喋る。
「船でも有れば無人島にでもにげるんだけどね。船舶免許も無いし、そもそも船も無いけどね。あははは。」
「こうなると街中は物資を集めやすいですけど、ゾンビも多いので危険ですから、北に上がって稲美町方面から六甲山にでも逃げ込みますかね。
あとは物資を集めて此処を要塞化するかですかね?」
思いつきを話しつつ、さてと本気でどうするかな?一人ならなんとでもなるんだけどな。やれやれ。
ちょっと短いですね。すみません。
読んで頂き有難うございます。




