休憩
「警視、そこまでにしましょう。子供ですよ。」
「だがな、藤堂、此の餓鬼は確かに鎧みたいな物をきていたし、刀剣みたいな物を持っていたぞ⁈そんな物没収せんでは、危なすぎるだろ⁈」
警視と呼ばれたぶくぶくに肥った40代ぐらい?のおっさんは口に泡を吹きながら怒鳴り散らしている。
藤堂と呼ばれたおっさんは呆れながら、
「わかりました。で何処にあるんです?警視」
藤堂は周りを見回すふりして問う。
周りはロビーらしくソファーや観葉植物、受け付けのカウンターなどしかなく、どうみても隠し場所が無いのは見ればわかる。
湯気をあげるくらい顔をまっかにしたらおっさんは言い返すないのか、ドスドスと音を立てながら奥に引っ込んでいた。
藤堂と呼ばれたおっさんは溜息を吐きながら其れを見ていた。
「君達は高校生か?県農生かな?」
気分を変えるようにおっさんは話しかけてきた。
「はい、其処の生徒です。三人とも。」
「君達だけか?噛まれたりしてないね?君達二人は確認させてもらっていいかな?
其処の女の子は女性を呼ぶから、確認させてもらっていいかな?」
菅さんも加藤も素直に頷き、俺たちは身体検査を受ける。
身体検査が終わり藤堂さんの近くに行く。
「ええっと、藤堂さん今どうなっているんですか?」
藤堂さんは僕らに振り向き、話始める
「あれ名乗ったかな?俺。まあいいや。
取り敢えず此処には後何人か一般の人を含め居るよ。
現状、国も自衛隊を使って対処しようとしているがね、世界的に起きたバイオテロらしくてね。
どうも後手後手らしくて、宜しくない。取り敢えず俺たちは此処には立て籠もるしかないかな、救援があるまで、一般人をつれてデパートまで逃げるにも危険すぎるからね。
取り敢えず現状は一週間程度の備蓄はあるが、それまでに救援が来るか、食糧をどうにかしないとまずいな。」
藤堂さんは一息に説明する。
「取り敢えず君達も少し休憩を取りなさい。
窓の近くに寄ったり、ベランダとかからでも外に出ないようにね。
あれに押しかけられるとまずいからね。」
そう言うと藤堂さんはおくの扉を指差した。
僕たちは頷き、御礼を言い奥にある部屋で休憩を取りに行く。
僕たちは適当な部屋に入ると加藤も菅さんも机に突っ伏し、よほど疲れたのか5分程で寝息を立て出した。
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