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妖怪目玉の廃邸宅へ
ほぼ街の中心に位置するお化け屋敷のような豪邸。
左江内 光眼のおばあちゃんは神社があると言ってよく足を運んでいた。
普段は気にしていなかったがよく見ると、廃墟化している。朽ち果てるまま、ではなく定期的に管理はされているのかもしれないが……。
(おばあちゃん、ここの管理人さんと知り合いなのかな)
「おーい、目玉」
あのキュルキュル言っていた巨大な目玉は姿を消している。シンと静まり返っていた。
錆びついた外車と荒れ放題のガーデン、そうして内側を見せまいとするひなびたカーテン。
この場所だけは世界が何でもありになる前から変わらないように思えた。
「見つけたぞ、どうやって外でた?!」
四ツ目が首の骨が折れくらいの握力で掴んできた。「げーっ、見つかった!」
「何でよりによってこの邸宅に……」
「目玉に会いに来たの」
「目玉は条件が揃わないとでてこねーよ! バーカ」
「あ、待ってよ」
ズリズリと引きずられながらも、サルメという女の子に会った事は秘密にしようと心の内で決めた。




