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ゲロ(さあ、ゲロだから。ゲロ以外のなにものでもない)

「どうするって? ファンタジーで良いんじゃない?! だって未来人がいるんだ! 眼の前に!」


 光眼は未来人がタイムマシンでやってくる話も好きだった。

 未来がどんな世界になっているか、ワープできるか、空飛ぶ靴が開発されているか?

 良く寝る前に想像にふけってはニヤニヤしていたのだ。



「このボケカスがっ! 俺がどんな思いでこんなっ……。……。はあ、エネルギーの無駄遣いだ」

 ナタで額を切り裂かれ、蹴飛ばされたが、壁にぶつかってグワングワンと視界が回るだけですんだ。


「お前が思っている未来はない。見ろよ」



 近所の癇癪持ちの幼子が母親と、綺麗な浸水にキャッキャと遊んでいる。


「あー、やっぱ遊べるんだ。嘘つき」

 そう言っている間に肉が溶け、骨が露出し、ドロドロに溶けて消えた。二人の笑い声は無に帰した。


「あれが未来か?」


「未来でしょ? 未来は未来なんだから。起こった事は変えられないし〜〜」

「真っ二つにされてえか」

「していいよ」

 キラキラと反射光が目を焼く。あの水は明日になれば消えてしまうのだろうか。



「アレは何?」


「ゲロだ」

「なんの?」

「さあ、ゲロだから。ゲロ以外のなにものでもない」

汚い題名ですいません。

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