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聖邪混濁 〜寒い冬から暑い夏へ〜  作者: anishina
第三章 青年時代〜サンガル
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宿屋のお風呂

ラック、アツイ様の風呂の用意を頼む。


先に風呂に入ったスレイとタールで、風呂場前で見張りをしてもらいましょう。

誰も入らないようにお願いします。


3人で風呂場へ入り、ジャックとアイスは服を全部脱いで行く。


俺は・・・マントを本当に脱いで大丈夫か?

どうしてもあの王城での苦しむ騎士の顔がちらつく。


マントをギュッっと掴んだままでいると、


「アツイ様。これまでロガン殿がいた為、お伝えしてませんでしたが、

我らアツイ様の護衛は、出発する前にグレイ隊長からこの腕輪をいただきました。

魔道具屋から、アツイ様のスキルを遮断できる魔道具を作ったと

連絡を受け、この腕輪を買い取ったそうです。

また、マントと同様とはいかずとも吸収、放出の機能も付いているらしいです。

これはアツイ様に直接触らないと吸収しない物なので、誰も検証していませんが、

グレイ隊長は、遮断を確かめるため、実はアツイ様が寝ている塔の階段の上で

夜中ずっと待機していたそうです。

グレイ隊長、ピンピンしていたでしょう?あれが遮断の機能を信じられる証拠です。

今、魔道具屋が量産している所です。

この魔道具は、軍事機密扱いですので、ご内密にお願いします。


あと、先程、ジャックから賊との戦いをお聞きしました。

アツイ様のスキルを我々も使えるかも知れません。

どうか、我らを信じて、マントをお脱ぎ下さい。」


なんか、世界が俺を中心に回り始めた感覚がした。


「わかった!あのじいさんを信じるよ!」


マントを脱いだ。眼鏡も外した。

俺の全身は真っ黒だ。

でも、ジャックもアイスも、ニコニコしながら俺を見てる。


なんだかホッとした。


脱衣所からドアを開けると外で、湯気がたっている。


おおー、露天風呂だあーー。

日本が懐かしいー。


風呂に入る前に、ラックが渡してくれた石鹸で頭を洗ってると

ジャックとアイスが手伝いに来てくれた。


「やっぱり、公爵様が使う石鹸は匂いがいいですねえ。

いい石鹸なんでしょうね。気持ちが落ち着く匂いです。」


「ふーん。平民とは使ってる物が違うんだな。」


「そうなんだ。そんな事も知らなかったよ。

ずっとこの石鹸なんだ。世の中これしかないって思ってた。」


「あはは、なるほど、一応、世間知らずなんですね。

アツイ様を見てると、何でも知ってそうに見えるのに」


「俺の知ってる事は、すごく偏ってるからな」


「なるほど。それは何となくだがわかる。サンガルの武器も何でか知ってるしな。」


「あはははー」


ジャックとアイスが手で石鹸を泡立てて、俺に触れた。


「あ!」

「あ?」


二人が触れるところのモヤが消える。

腕輪にモヤが寄って行くようだ。

すごいな。この腕輪。

どうやったら、遮断と吸収を一緒にできるんだろ。


「なるほど。すごいですね、これは。」


「これ、昼間みたいに投げれるのか?

よっ、はっ、おー小さいのが飛んでくわー。」


「あれ、当たったら、具合悪くなるんでしょうか。

それとも死んだりとか?」


「あー、薄いのは具合が悪くなって、濃いのは死ぬよ。」


「ジャック!気をつけて投げてくださいね!」


「ああ、まあ、遊んでないで、洗うとするか。」


俺は大の字で立ち、

ジャックが後ろ側、アイスが前側を洗ってくれた。

なんの躊躇もなく、アソコも洗われる。


あー、ルーバを思い出す。

この異世界、風呂はこれが普通なのか。


「俺、誰かと風呂入るの4年振りだな。」


「以前は誰と?」


「・・・ルーバって言う家庭教師だ。

俺のスキルを気にせず触ってくれた大切な人だった。

モヤが見えてなかったっぽいけど、

何のスキル持ちなのか聞けずじまいで、死んじまった。

俺が殺したようなもんだ。」


「ああ、あの厄災か。」


ザバー

桶でお湯を頭から掛けられる。


「お前のせいじゃないんだし、気にすんなっていっても

お前は気にするよなあ。」


ジャックに腕の下に手を入れられそのまま持ち上げられる。

「まだまだ成長途中だなあ。もっと食え!」


そのまま風呂にみんなで一緒に入る。

座ると、腰から下がお湯に浸かるくらいの浅めの風呂だ。


でも、俺はなぜかジャックの膝の上。


「ジャック?なぜ膝の上なんだ?」


「この方が、何かあったら対処しやすい。」


なるほど。


「なあ、何で、二人共、俺の身体をサワサワ触るんだ?」


「スキルの吸収をしておこうかと。」

「スキルの吸収だが?」


なるほど。


まあいっか。

俺はジャックの胸を枕に仰向けで風呂を堪能する。


あー、気持ちいいー。


あー、アイスが俺のちんこ触ってらー


あー、風呂って心が落ち着くよなあー


あれ、この乳首触ってるのジャックだよなあ。

まじで何やってんだ?


「なあ、ルーバって奴と一緒に風呂入った時、どうしてたんだ?」


「んー、ルーバはマッサージが上手くてさあ、

頭から足まで全身揉んでくれたんだ。

お互い全裸でね。オイルマッサージってのだったよ。

ぷっ、そうそう、ルーバのアソコが勃つんで掴んで遊んでたなあ。

懐かしい。」


「ルーバが勃っててそれを掴む?どんな体勢だったんですか。」


「えーと、俺の尻がルーバの顔の方に、俺の顔がルーバのアソコの前になってた。」


「それを全裸で、オイルまみれで?それは・・・」


「俺はさ、俺を愛してくれる人なら、俺に出来る事なら何でもしてもいいかなって思ってる。

こんなナリだぜ?そんな奇特な人間他にいねーよ。」


アイスが湯の中で立ち上がる。

「います!ここに!みんなアツイ様を愛してますよ!」


「はー、サムイ様だけかと思ったら、お前もか?

もっと自分を大切にしてくれよ。まず、何でもはやめろ。」


「いや、俺は俺の事考えてるよ?

いいじゃん。気持ちいい事なんだから。

俺はそれが幸せを感じるひとつの手段だよ。

気持ちいい事したいじゃん。」


「なるほど。気持ちいい事は幸せ。ですか。一理ありますね。では。」

アイスが、また、俺の身体を触りだす。


「何だよ。くすぐったい。」


「気持ちいい事しましょう。いいでしょ?」


「いや、いいけど、お前は嫌じゃないのかよ。」


「嫌どころか、今、欲情してますよ?」

「俺もしてるぜ?触ってみろよ」


え、まじで?アイスとジャックが?

後ろ手でジャックを触ると、本当だった。

目の前のアイスも一緒だ。


「お前ら変わってるなあ。」


「アツイ様、あなたをお慕いしております。」


と、アイスが口にキスをしてくれた。

ん、気持ちいい


「俺は、アツイ様に幸せになって欲しいと心からそう思ってる。」


ジャックが体勢を寝ていたのを座るように身体を立てて、

後ろからぎゅーと抱きしめて、俺の首の後ろや肩を舐めて吸ってを繰り返す。


手をアイスの首に回し、もっともっととねだる。

アイスは俺の要求に応えて、キスをする。


3人共、もみくちゃになりながら、最後にはみんなで果てた。


嬉しい。俺は愛されてるんだよな。

ルーバには返せなかったけど、アイスやジャックには返せる。

これからいっぱい、愛を返していくからな。


「ありがとう。アイス、ジャック。」


「こちらこそ、ありがとうございます。」


「で、幸せは感じられたか?」


「ああ、とっても。とっても幸せだ。」


「みんな、身体がヌルヌルですねえ。もう一回洗いましょう。」


みんなで石鹸を掴んで泡を立て、洗いっこする。

俺は、二人の頭や顔は届かないんで、首から下をアワアワ

そして俺もしてもらったんで、アソコも洗ってあげる。


「アツイ様に洗って頂けるなんて、私は家宝物ですね。

抱きついていいですか?」


返事も待たずにに、アイスが俺に抱きついてきた。

どっちもアワアワで、引っ付くと気持ちがいい。


「おい、俺も混ざろ。」


ジャックが後ろからアワアワで抱きついて来た。


「あはははは、サンドイッチになってる。」


「この石鹸、気持ちいいわー。流石、高級品!」


「アツイ様、知っていますか?

この護衛メンバーがどう選ばれたか。」


「ん?いいや?」


「実はみんな、男が好きなんですよ。

グレイ隊長が、アツイ様をいつでもお慰め出来るようにと選別されました。

まあ、ジャックはどうか知りませんがね。」


「俺はー、男としかやった事ない。」


「だそうですよ。

ですから、気兼ねせずに、いつでも呼んで下さいね。

みんな喜んであなたの傍に侍りにきますよ。」


「ありがとな。俺、ずっと一人でいなきゃと思ってたから。

今日はすごく、楽しかったよ。」


「私も楽しかったですよ」

「俺もだ。あー、これからもスキル吸収は必要だし、

勝手に触るが許可はいるか?」


「いらないよ。そんなの。

みんなにも吸収しに、触りにきていいって言っといて」


「ありがとうございます。

みんな喜びますよ。」


「こちらこそだよ。」

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