サムイの目覚め
なあ、聞いたか?
天使様がこの神殿にいるってさ。
ほんと?
さあー。
居るなら見たいよね。
見たい、見たい。
神官様達に見つからないように、探しにいく?
うん、いくー!
サムイが神殿に来て7日が過ぎた。
初日にアクシデントがあってからというもの
護衛の人が増えた。
必ず外で見張る者
何かあったら知らせに走る者
サムイに何かあったら、室内で守る者
世話をする子供は、アル、イルの2人。
2人とも、僕の事は皆には内緒にしているらしい。
アルにいたずらをされてから、
あの快楽が欲しくなるのが増えた。
初めはなんだか悪い事してるんじゃって思ったけど、
あんな気持ちいい事を今まで知らなかったなんて。
気持ち良い事なんだから、悪い事なんてない。
それに、前にイーグ先生に教えてもらった事だから
とっても良い事のように思う。
成人になってアツイにあったら、あのいたずらをしたい。
他にも僕の知らない事を、他の人は知っているのかも知れない。
アツイに飽きられたくないから、使える手はいくらでも欲しい。
「アル、護衛の人、一人呼んできてー」
「うん、わかったー」
「連れてきたよー」
「ツヴァイです!何かご用がお有りだとか。」
「うん、アル、いつものー」
「はあい」
アルは、ベッドに横になっている、サムイの足元に行き、
服の裾を大きく捲り、足を触り始めた。
「ねえ、お兄さん、なぜずっと下を向いてるの?」
「サムイ様は、今眼鏡を外してらっしゃるのでしょうか?
であれば、お顔をみることが出来ません。」
「そう、じゃあ、顔は見なくていいから、もっとこっちへ来て」
「は!」
ベッドの近く、アルの近くで片足を曲げて跪く。
「ね、僕の顔は見なくていいから、アルの手元見てみてー」
「?、はい」
と目線を上に少し上げていくと、目の前にアルが捲り上げたサムイの足があった。
「サムイ様!何をされているのですか!」
必死にサムイの顔を見ずに、サムイの足を凝視しながら、サムイを怒る。
「えー、だって暇だし、気持ちいいしー。
ツヴァイは、これの他に気持ちいいやり方知ってる?
あ、ちなみにアルは、触るだけじゃだけじゃなくて、モミモミもしてくれるよー?」
驚いてツヴァイは思わず、サムイの顔をみてしまった。
「あ!しま・・・、くっ、ああー神よ、どうか私にお恵みを!」
ツヴァイは、平伏して祈る。
「あ、ねえ、足がなんだかダルいの、揉んでもらえないかなあ?」
「はい!そのようなお役目をいただき、幸せに存じます。」
ツヴァイは、サムイに当たらないよう、
自分の剣と防具を外し、床に置いたあと、足先の方からベッドに上がり、
サムイのふくらはぎを揉み始めた。
モミモミ
「ああ、マッサージ気持ちいいー。」
ツヴァイは、ふくらはぎ、太ももと揉みながら、
段々、サムイに前のめりになっていく。
アルが目の前で、サムイの足を舐め始める。
「ああ!それは私のだ!俺も舐める!」
アルとツヴァイは両側の足を2人で舐め始めた。
「あ、やだ、これいい。気持ちいいよー。」
サムイの足が上下に動く。
アルは、動く足を諦めて、上の服をはだけさせて、お腹を舐め始めた。
ツヴァイは逃すまいと、サムイの片足を抱きしめ、必死に舐める。
「ああー、気持ち良い〜」
コンコン
「サムイ様、入ります。ツヴァイが見えませんが、何かございましたか?」
親衛隊長のジークが、入ってきた。
「あ、ジーク隊長ーー、一緒に遊ぶー?」
サムイはほぼ全裸、まだアルはお腹を舐めている。
ツヴァイはと言うと、恍惚の表情で、サムイの足を抱きしめて、
舐めながら腰を振っていた。犬の発情にそっくりだ。
「あ・・・・・・・・・・、」
ジークは口を開けたまま、何も言わない。
「ジーク隊長?」
ジークは後ろを向き、
「んんん、まず、サムイ様、直ちにアルにそれをやめさせ、
身体を清めてきて下さい。
そのあと、神官長、団長と一緒に話しをいたしましょう。」
「えー、わかった。アル、お風呂入ろー。」
「サムイ様、お風呂はイルに用意させて、お一人で入って下さい。」
「ええーー、アルと一緒にお風呂で遊ぼうと思ったのにー」
「申し訳ありませんが、アルには私の用事があるので、
お一人でお願いします。」
「はあー、わかったよ。」
サムイは、ベッドから起きて、浴場へ向かった。
「はああああ、ほんとになんてスキルだ。」
ジークはベッドの前にいるアルの所まで来て、目線を合わせてしゃがむ。
「アル、これは今日だけか?」
「あ、いいえ、サムイ様にお会いした時、神官様にしていた事と
同じ事をしたら、喜んでいただけて、それからは毎日です。
でも、護衛の方を呼んでしたのは今日が初めてです。」
「ああ、あの初日にあったあれか。あれから毎日・・・
そうか、わかった。
アル、すまないが、濡れたタオルを持ってきてくれ。」
「はい!」
ジークは立って、まだ、恍惚状態のツヴァイに向き合う。
「はああ、あれだけ厳命しておいたのに、これか。」
ジークはツヴァイの頭に拳骨を落とした。
「い、いててて。あれ?ジーク隊長、どうしたのですか?」
「お前、はああ、自分の姿を見てみろ。」
ツヴァイは、ベッドの上にいるのを自覚した。
「え!あ、俺、サムイ様の足を舐めさせて頂いたんだった。
はあ、神よ。こんな幸運今までで、初めてです。
ありがとうございます。」
「その状態で神に祈るのか!ああ、くそっ」
パタパタ
「ジーク隊長様、濡れタオルをお持ちしました。」
「アル、ありがとう。また、仕事を頼んで悪いが、
このシーツを洗っておいてくれ。」
「はい!」
「ツヴァイ、このタオルで顔を拭け、服をきちんと着ろ。
着たら、親衛隊詰め所で、呼ぶまで待機だ。いいな。」
「は!」
ジークは貴賓室前にいるフィーアに
「ヴィラン神官長と、ヨラン団長に、至急ここへくるよう伝えろ。」
昨日、既に抜いていたのが功を奏したか、
はたまた、俺の精神力の強さなのか。
あれに巻き込まれなくて、本当に良かった。
しかし・・・さて、どうしたものか。




