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聖邪混濁 〜寒い冬から暑い夏へ〜  作者: anishina
第二章 青年時代〜王都
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サムイの夢

アツイ様、アツイ様、どこ?どこにいるの?

会いたい!あなたの目、声、どれも僕を惹きつけて忘れさせてくれない。

ああ、今すぐあなたの傍に。


サムイ、俺だ。わかるか?


アツイ様?、そこにいるの?

声は聞こえるのに、姿が見えない。


ああ、ここにいる。

お前の声が聞こえてきてな。

この辺りか?


あっ!今、腕に何か当たった感覚が。


俺もだ。サムイ、見えねえけど、お前ってわかる。


ああ、背中にアツイ様の身体の体温が感じられる。

温かいー。


ぎゅっと背中から抱きしめられ、サワサワと手が身体を触っていく。


アツイ様ー気持ちがいいですー。

私もアツイ様を触りたい。


後ろ手でアツイ様を触る。


ああ、アツイ様だ。

嬉しい。ここにアツイ様が、ああ。


ククク、ここは思った事がそのまま聞こえてくるんだな。

サムイ、俺はお前を抱きしめたい。

いいか?サムイ。


ええ、ええ、望んでいるのは私です。


後ろを振り返り、抱きしめ合う。


サムイ、来い。

アツイに腰を両手で持たれ、そのまま上へ引っ張り上げられた。

サムイの腰を腕でだきしめられる。

サムイは足をアツイの腰に絡める。


アツイは目の前のサムイの身体に顔を埋めた。

サムイ、サムイ、顔を擦り付けて、サムイの名前を呼ぶ。

サムイはアツイの頭を抱えて髪の毛にキスをする。


アツイ、好き、好き、愛してる。


サムイは、アツイの顔を手探りして口を探す。

口を見つけて、自分の舌を入れて、濃厚なキスをする。

アツイーアツイーもっとーー


ああ、サムイ、いくらでも。

アツイはサムイの舌に合わせて絡めるようにキスをする。


一緒に果てよう、サムイ。愛している。


ああ、サムイ。早くお前を俺の元に。待っている。待っているからな。


ええ、アツイ、必ずあなたの元に。待っていて!




突然、目が覚めた。

涙が溢れて止まらない。


アツイ・・・・・・・愛してる。

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