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S 初めての学校 1

ドキドキ、ワクワク

今日は初めて学校へ行く日


新品の服来て、お弁当と水筒持って

そしてジャジャーン、眼鏡ー!


さーいざ、学校へ!


「ジャック。行こう!」


「はい!サムイ様。」


学校まで歩いて20分くらい。

ジャックとお手手繋いで歩いて行く。


道すがら顔を見ても、ニコってするくらいで、声は掛けられない。


おおーすごいね。魔道具!


「でも僕は、別に声掛けられても平気だよ?

そりゃあ、攫われてみんなに会えなくなるのは嫌だけど。

それ以外なら何されてもいいよ」


「サムイ様!冗談でも 何をされてもいい。などと決して言葉に出さないで下さい!

それを聞いたら本当に何をされるかわかりませんからね!」


「うっ、ジャックに怒られたー。ううっ」


「ああ、サムイ様、すみません。ちょっと感情が入ってしまいました。

自分に言われたらと思い、想像してしまって。面目無い。」


「えー、ジャックなら一緒に住んでるし、攫われる心配ないし、

別に何をされたって怒らないよー?ってジャック?大丈夫?」


「いえ、このジャック。命に変えてもサムイ様をお守りする所存!その覚悟を今実感しております。」


「大げさだなー。今からそんなんじゃ、疲れるだけだよー。」


「疲れなど。サムイ様を見ているだけで吹っ飛びますよ。」


「えーあはは。ならずっと見ていていいよー」


「ええ。そうしたいのはやまやまなのですが、もう学校に着いてしまいました。

私はこの後、鍛錬をしにいきます。お帰りの時刻にはここでお待ちしておりますね。

どうぞ良い一日を。」


「うん!ジャックも頑張ってね!じゃあまた夕方ねー」


とジャックと別れて、学校の校舎のある方へ歩いていく。

周りにも数人学校へ通う子供らが歩いていた。


おんなじ背の子もいるけど、ちょっと高い子もいるなー

何歳くらいまでここに通うんだろう。

仲良く出来る子がいればいいなー

友達できるかな。


校舎に着いて、案内に従って部屋に入る。

既に何人か席に座ってる。


どこに座ったらいいんだろう。


キョロキョロしていると、

三つ編みの女の子が

「ここ空いてるよーどうぞー」

って声をかけてくれた。


良かった〜


「ありがとう〜」

ニコッ

ってしたら、女の子が真っ赤になっちゃった。


だ、大丈夫だよね。眼鏡効果あるよね!


「あー。僕の名前サムイって言うんだー。君は?」


「私?私は、ルルっていうのよ。よろしくね。」


「僕もよろしく!」


ふー良かったー、普通に会話出来た。


眼鏡をしているから、必要以上に声はかけてこないんだけど

なんかじーと見られてる気がする。

いや、実際さっきのルルって子にジッと見られてる。


ドキドキ、なんだろう。何か気になることでもあるのかな。


「あのー、何か・・・」気になる?って聞こうとしたら

ドアから

「よーールル!おっはよー!」

って大きな声で教室に入ってきた子がいた。


「もう!なによう、おっきな声ださなくて聞こえるわよ。カイ」


「いやあー」ニヤニヤ

「隣の奴のトリコになって聞こえないかと思ってさー」


「もう!そんなんじゃないわよ!

お母さんから聞かされてたからどんな子かとちょっと思っただけよ。」


「え?僕の事、知ってるの?」


「あー、うん。実は・・・」

「おー!お前、有名人だぜ!俺も父ちゃんから聞いてるしー」


「ええ!!僕のスキルは内緒なんだけど?」


「ああ?スキル?そんなん知らねえけど、あそこの子供だろ?

ダンって人んとこの。うちの親、お前んちの父ちゃんにめちゃくちゃ世話になってるらしくてさー。

いっつも仕事終わりにお前の話になるらしくって、

その流れで俺も学校に行ってるっていったら、

今度学校行く事になったからってわざわざ俺に会いに来て、仲良くしてくれって。

へへっこないだ美味しいご飯食べさせてもらったぜー」


と言って僕の隣の席に座った。


「もう!カイは食いしんぼうなんだから!

ごめんね?私もお母さんから聞いていて。

お母さん、サムイ君の大ファンなの。

小さい頃はお外に出てた事あったんでしょ?

その時に何度か会ったんだって。

あまりに可愛いから、うちの子にしたかったーって言ってたわ。

でも何か事件が有って、出てこれなくなったって。

お母さん心配して、何度かサムイ君のお家まで行ったらしくって。

最近も様子見に行ったら、サムイ君のお母さんが、もう大丈夫だから学校に通わせるって聞いてー。

私にサムイ君は可愛いからトリコになっちゃうわ!

って言うんでトリコって何かなー

って思ってジッと見ちゃった。ごめんね?」


「いやいや、謝らなくても!

わかった!2人とも仲良くしてね!」


「うん!」

「おう!」


カラーンカラーン


「あ、授業はじまるよ!先生くるから静かにね。特にカイ!」

「なんだよ!俺はいつも静かだよ!」


「はいはーい、授業を始めますよー

カイ君ーいつも元気なのはいいことだけど、授業中は静かにしてねー」


「ちぇー!」

「カイくーん!」

「はあーい。」


「よろしい。では今日から新しく入った子を紹介しましょうね。サムイ君です。はい立って。」


「はい!サムイです。よろしくお願いします!」ペコリ


「サムイ君は、少々事情があって入学が遅れましたが、皆さん仲良くしてあげて下さいね。」


「「「はあい」」」


「はい。サムイ君、座っていいですよ。では授業を始めます。」


「はい!」

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