二章17 ウツウツロ
「テメェ…何しに来た!」
『おいおい、そんな怒んなって!今日はお前らのデータを取りに来ただけっての!』
どうやらトゥーグァは俺たちと戦うつもりは無いらしい。だが俺たちのデータを取ってどうするつもりだ…?
「戦おうが戦わなかろうが関係ねぇ!お前は俺が叩き潰す!」
そう言うと魚釣は青い三角形の変身アイテムを掲げる。
「ミッション・スタート!」
魚釣は一瞬でミッドナイト・スナイパーとなった。と言うか変身セリフって自由なのか…もっと真面目に考えれば良かった…
「勇さん!僕らも行きましょう!」
「あ、あぁ。そうだな」
そうだ、正直戦っても勝てるとは言いがたいがやるしかない!
「超力解放!」
「変身!」
俺たちも変身したことでヒーローが三人になった。さぁ、どうするトゥーグァ?
『トゥルフのおじきから貰ったコイツの威力、確かめてやる!出でよ!ウツウツロ!』
トゥーグァはペットボトルぐらいの大きさの容器を取りだし、フタを開ける。なんとそこから出てきたのは黒い煙。その煙は学校近くのスクラップ置き場に飛んでいく。そしてなんとそこからは20メートルはありそうなマシンウツロが現れた!?
「何だアイツ!?」
『おっと…こりゃあスゲェ…おじきも中々ヤバイ物を発明したもんだ…!そうそう、コイツはウツウツロ、まぁ簡単に言えば強化版ウツロだ』
「なるほど…コイツで僕らのデータを取ろうってことですか…」
『そういうことさ!察しが良いな!じゃあ俺はこれで帰るとするよ、あばよ!』
「クソッ!待て!」
しかし、トゥーグァは一瞬で姿を消してしまった。と言うかまずい!あのウツロ、学校に近づいてる!?
「まずい!アイツ、学校に近づいてるぞ!」
「えっ!?それってヤバくないですか!?」
「仕方ない…行くぞお前ら!」
こうして、ウツウツロとスーパーヒーローの戦いの幕が上がった…
あと数話で第二章も終わりか…長かった。




