二章15 暴かれし真実
「ど、どちらさまで…?」
一体何者だコイツ!?しゃべるラジコンって!何?ウツロ?スーパーヒーロー?何?
『俺はラジン、スーパーヒーローのサポーターをしている者だ。今日は君に頼みがあってバトに頼んでここ教えて貰ったってことだ。以後お見知りおきを』
「え、あ、はい。ど、どうも…」
『おっ!よく来たねラジン!奥でタマも待ってるよ!さあさあ上がって上がって!』
いきなりバトが出てきて俺は少し驚く。バト口ぶりからして、どうやらラジンはバトの知り合いの様だ…てかアイツ、あたかも自分の家のように振る舞いやがって…
「おいバト、ラジンと知り合いなのか?」
『うん!サポーター養成所時代の同期なんだ。あっ、ちなみにラジンがミッドナイト・スナイパーのサポーターをしているんだ』
「へーそうなのか…ってえぇっ!?ラジンがミッドナイト・スナイパーのサポーター!?」
『ああ、外伝ではお世話になr』
「待て待て!メタいメタい!」
あのラジコン…サラッとメタ発言しやがって…とりあえず部屋でゆっくり話すか…
ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー
「で?頼みって何だ?」
『単刀直入に言おう、頼む!ミッドナイト・スナイパーを仲間にしてくれないか!?』
え?何?そんなこと?俺は今全力でそれやってんだけど!
「仲間にしたい気持ちは山々なんだけど…アイツ、仲間なんていらないって…」
『だから強行手段に出る。実はアイツは君と同じ高校に通っているんだ。まぁそこのお嬢さんが調べてくれたらしいが』
「失礼な!僕は男です!」
『そ、そうか…すまない…で本題に戻るが明日の放課後、屋上に来て欲しい。そこで俺とアイツが会話をする。そしてそこに君が来てしまい事故を装う形で正体をカミングアウトする。そしたら君も正体をバラす。お互いの正体を知っただけでも距離はグッと縮まると思ったんだが…どうだ?乗る気はないか?』
乗るかどうか迷ってしまう…でもアイツを仲間にするためにはコレしかない!
「ああ、分かった、乗るよ。でもこれだけ聞かせて欲しい。なんでアイツは仲間を作らない?」
『気になるのは分かる。だがそれはアイツ個人の問題だ…俺が口外出来ることじゃないんだ…すまない…』
「そ、そうか…変なこと聞いて悪かったな…」
「あのっ!僕も参加して良いですか?」
『ああ、ぜひとも』
『決まったね』
『決まったミャ』
「よし!ミッドナイト・スナイパーを仲間にするぞー!」
『『『「「おー!」」』』』
こうして、ミッドナイト・スナイパーを仲間にすべく、作戦が決行された…
ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー
授業が終わり、放課後となった。俺は山本達にと別れ、屋上に向かう。一体ミッドナイト・スナイパーは何者なのか気になる。気を引き締めていこう!
「ここを開ければアイツが…」
今まで苦労して探していた者がこの奥にいる…そう思うと武者震いが止まらない。正体が分かったからと言って必ずアイツが仲間になるとは限らない。でも…
「絶対に仲間にして見せる!」
ガチャッ
俺は扉を開いた。そこにいたのはラジンと、つい最近会った男…そう、魚釣だった。




