↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
喫茶『お命頂戴いたします。』~オーナーは異世界から来た3兄弟王子  作者: satomi
第2章:キャサリン帝国

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
41/66

第12話 尊、楽しむ(瀬蓮同行)


聡・「尊…そういうわけで先の戦争で敗戦国になった国がうちから小麦を二束三文で買い上げてるっぽくてなぁ」

尊・「突っ込むのは簡単だけど、証拠が必要なんじゃないか?」

瀬・「ご安心ください。瀬蓮がこの国の農家より拝借いたしました売買記録です」

聡尊・「「うわーっ」」

聡・「これは酷い」

尊・「これはなくない?懸命に育てて買いたたかれて、心が折れるってもんだ」

聡・「そういうわけで、証拠もあることだし尊。頼んだぞ。あ、殺さない程度に」

瀬・「聡様、向こうの国王は拘束してこの国へ連れて来ましょうか?」

聡・「その方がいいか。全くもって厄介だよなぁ」



 翌日、尊と瀬蓮は二人で件の国へと突っ込んでいった。

尊・「せっかく育て上げた小麦を二束三文で買い上げるとはどういう了見だよ?こっちの王都で食べられてるパンとかケーキはうちの小麦で作ったのか?」

瀬・「尊様、市民に罪はありません。何も知らなかったのですから。王城に行きましょう」

 二人で門番を気絶させ、ごく自然に城へと入っていった。

尊・「この城で使われている小麦はうちの小麦かぁ?」

瀬・「尊様、とりあえず国王に会いましょう」

 力づくで謁見の間に入り、国王に会った。国王はケーキを食べていた。

尊・「おい、そのケーキに使われた小麦はうちで採れた小麦か?うちの農家の小麦を二束三文で買い上げたらしいな。おかげでうちの中は小麦が高騰。それがお前らの目的か?」

「ふんっ。袋のネズミよ。ここで捕まえてやる。かかれ!」

 近衛兵やこの国の影なんかがかかってきたが、全力の尊と瀬蓮(瀬蓮は全力じゃない)にはまったくかなわず、最終的には……。

「悪かった。小麦は農家に適正価格で買い戻す」

尊・「先の戦争で何も求めなかったはず。小麦を寄越してくれればいい。そうだなぁ毎年出来高の50パーセントくらい?」

「そ、そんな……」

瀬・「自業自得ですな」

尊・「あ、ついでに国王は我が国についてきてね。拘束って形で」



楓・「尊!また上機嫌。力を出しまくったの?」

尊・「うーん、7割くらいかなぁ?瀬蓮との組み手の時だけ本気だなぁ」

楓・「瀬蓮、強いもんね。私も強くなりたいなぁ」

尊・「楓はもう十分強いだろ?」

楓・「尊や瀬蓮に比べたらまだまだ」

尊・「うーん、この世界はさぁ。チートを自分で決めれるんだよ。俺は武力に全振りしてるからこんなんっていうのもある。ちなみに、聡兄は医術。悟はどうするか考え中」

楓・「えー、ズルいー」

尊・「ズルいから『チート』なんだよ」




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。