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喫茶『お命頂戴いたします。』~オーナーは異世界から来た3兄弟王子  作者: satomi
第1章:喫茶店『お命頂戴致します』

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Case18. 喫茶店、再開!


悟・「あーあ、緑さん、料理上手だったし、ずっとこっちにいればよかったのに~」

尊・「それは言わないお約束だ」

悟・「アレ?尊兄は向こうで仕事しなくてもいいの?」

尊・「ふふ、部下が優秀だからな」

悟・(瀬蓮手配の人かなぁ。いいなぁ。大学は他人に任せるとか無理だし)



「「いらっしゃいませー」」



SNSで見た通り、超イケメンね。フラッシュで写真撮ったらフラッシュアウトで消えるんじゃないかしら?神々しいわ。


「ご注文はお決まりですか?」

「えーと、カフェラテを一つ。ラテアートはドロップで」

「かしこまりました。しばらくおまちください」



 2時間後

尊・「お待たせしました。それで、ご用件は?」

「非常に言いにくいのですが……あの…私のパートナーとしてお見合いをぶっ壊してください」

尊・「ええと、つまりあなたは自分の意志とは無関係なお見合いをさせられそうで、それがいやだから、そのお見合いをぶっ壊してほしい。ということですか?」

「はい!」

(今までも俺らとデートしたいとかそういう依頼あったんだよなぁ。その類だろうか?)

尊・「では、一週間後にまたここに来てください。お見合いはいつですか?」

「1か月後なので大丈夫です。一週間後にまた来ます。それではよろしくお願いします」



尊・「そういうことなんだけど、キャサリン頼む!彼女の身辺を調べてくれよ」

キ・「お見合いをぶっ壊す程度に尊クンを利用しようなんて、百億年早いのよ!フンっ。あ、尊クンの依頼はきちんとこなすわよ。もーあの女の毛穴の数まで調べつくすワ!」

尊・「毛穴の数は必要な情報じゃないんだけど……」



~お見合い当日

尊・「お嬢さんとお付き合いをしています。久我尊と申します」

「なんだね?若造が!?」

尊・(二人とも若造だと思うけど?)

尊・「楓さんと交際をしているんです。お見合いはやめてください」

「そんなことは、お主が決める事ではない!」

尊・「…では、拳で決めましょうか?」

「面白いことを言うな。道場主で師範代の儂よりも強いという自信があるようだな?そんなのは格闘家の中でも一握りだな」


楓の家にある道場で決闘をすることに決まった。俺は思うのだが、いつも瀬蓮と手合わせしてる俺と対等に戦うのは結構難儀なんじゃないかなぁ?自信過剰だろうか?とりあえず瀬蓮は最強だと思うから、そんな瀬蓮と普段やりあってるから、俺もそれなりに強くなってると思う。


楓の実家。ザ・日本の家って感じだ。門構えからして日本の家。そしてどこまで続く?と思うような塀。実際どこまで続くんだろう?

「今更逃げるようなへなちょこではあるまい?」

尊・(まぁ、仕事ですから)「大丈夫ですよ」

「無謀か蛮勇か……、実に面白い」

楓・「尊さんならお父さんなんて、けちょんけちょんよ」

尊・(父的にそれはショックだろう……)

「楓には審判を頼む。尊殿有利に…そんなことないか、儂の優勢は決まっているし」

尊・(随分自分の力に自信があるんだなぁ)

楓・「それでは、始め!」

 楓父には悪いが、どの攻撃も遅い!瀬蓮からの攻撃を日々受けている俺には遅く見える。

「攻撃を討ってこないのか?」

 正直、瀬蓮が苦労するヤツだな。本気を出すと、殺してしまう、かといって力を抜きすぎるのも……ってヤツだな。

尊・(助けて~、瀬蓮~)

 俺は楓父の鳩尾に蹴りをおみまいした。

尊・(骨とか神経とか大丈夫だよな?)

楓・「そこまで!尊さんの勝利!」

「うむむっ、やむを得ないのか……。楓との交際を認めよう」

 お見合いはぶっ壊した。で、なんで楓さんと交際することに??この親父は頭が堅そうだから、『芝居でした』ってのは通用しなさそうだ。

楓・「うれし~♪」

 楓は尊に抱きついた。

 うーん、楓さんは見た目いいし、抱きつかれた感じ、正直ナイスバディだと思う。瀬蓮に格闘技を鍛えてもらおうか……。はぁ。

尊・「で、依頼の代償だが……。あー、店に戻って相談だな」


 俺は楓さんを伴って、店に戻った。

尊・「そういうわけで、楓さんと交際をすることになった。楓さんに強い女性になってもらうために瀬蓮に指導してもらいたいんだ」

瀬・「初めまして、楓様。久我兄弟の後見人をしています瀬蓮と申します。以後お見知りおきを。 

 尊様からご紹介のように、楓様に格闘技を指導したいと思っております」

楓・「私はこれでも各種格闘技で黒帯だけど?」

瀬・「ほっほっほ。実践では使っていないでしょう?それが私との差ですかな?」

聡尊悟・(((実践ってなんだろう?)))

楓・「瀬蓮さん、実践って傭兵とかしてたんですか?」

瀬・「私の事は秘匿しています」

楓・「え~、謎の男ですね。ダンディでミステリアスな魅力がありますね。場所は、うちの道場でいいかな?」

瀬・「一般的な道場ではすぐに壊れてしまうので専属の道場を使いましょう」

尊・(拳1発で床が抜けるもんな……)

 こうして楓は瀬蓮に鍛えられるようになった。日々の筋肉痛などは聡によって治療された。

 数か月後、楓はとりあえず俺・尊と手合わせが出来る程度には成長した。俺が勝つけど♪実家の楓父とは絶対手合わせをしないように言いつけた。父のプライドもあるだろうし、手加減が出来る程の成長はまだしていないと思うから、怪我しちゃう。それも重症……。


 結果:俺も結婚することになった。悟はのん気に甥か姪が欲しいと言っているが、喫茶店と子育ての両立はかなり難しいと思われる。




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