第2話:どうしてそんなに執着するの?
その建物は今や、突如として崩れ去った廃墟同然の姿と化していた。
ゴオオオッ!!
一瞬の間も与えず、俺はまだ混乱に苛まれているライエに向かって疾走した。俺の速さが、通り道に沿って砂埃と瓦礫の渦を巻き上げていく。
黒い剣を両手で握りしめながら、俺は空気を切り裂くように力任せに振り抜き、そいつの右半身を狙った。俺の一撃はあまりにも絶対的で、ライエは正しい防御態勢すら取る暇がなかった。
ドガアアンッ!!! ドゴオンッ!! ミシッ……ミシッ……!
一瞬の間に、俺たちの剣の激突が凄まじい衝撃波を生み出した。奴の剣身は俺の刃を一瞬受け止めたが、その反動の力は奴を弾丸のように吹き飛ばした。ライエの体は激しく宙を舞い、残っていた建物の壁に叩きつけられ、ひどく罅割れさせ、大量の砂利と分厚い粉塵を宙に巻き上げた。
「う……うぐっ……」
「実に情けないな」
俺は冷たく囁いた。
「俺が最も愛した者の命を奪った腐れ外道が……たったこの程度の実力しか持っていなかったとはな?」
「き、貴様……一体何者だ?!」
ライエは苦悶の表情を浮かべ、血を吐いた。
な、能力システムすら持たない無能の領域外のはずだ……! なのに……何故これほどの力を発揮できるんだ……!?
俺のステータス表一切の数値も、職業ジョブも、スキルすら記載されていない『空欄』の画面を前に、ライの戦慄した声が響き渡る。
別の一角では、あの偽りの女神が激しく震え始めていた。怒りとパニックのせいで、口から出る言葉は支離滅裂で、ほとんど理解不能なものになっていた。
「ふ、ふざけるな……ふざけるんじゃないぞ、人間ごときが……!! おい!! 答えろこの野郎! よくも私の美しい宮殿を壊してくれたな?!」
その女神は、威厳を完全に失ったヒステリックな声でそう叫んだ。
わ、わたくしは……これほどまでの加護を誰かに授けた覚えなどありませんわ! 神であるわたくしを凌駕するこの力は……一体何なのですの……!?
自らが創造した『システム』の理すら通用しない規格外の存在。その正体を捉えきれない底知れぬ恐怖に、女神の精神は完全に崩壊しかけていた。
ライエは壁の残骸から再び起き上がった。憎悪に燃える目で、奴は全力で真っ直ぐ俺に突進してきた。だが、その衝動的な動きは、俺には容易すぎるほど読めていた。
俺は身をかがめながら、滑らかに体を回転させた。剣を右手に持ち替え、左手をきつく握りしめる。そして、奴の体がちょうど俺の頭上を通過した瞬間、俺は生の拳を、その腹の真ん中に叩き込んだ!
うぐぁ!! ドガアッ!!
新鮮な血がライエの口から噴き出した。その拳の衝撃は再び奴を弾き飛ばし、二度目の石壁破壊を引き起こした。
こいつは……一体何者なんだ……?
床に力なく横たわっていた勇者は、この常軌を逸した力のぶつかり合いを、目を見開いて見つめていた。その頭の中は混乱していたこの見知らぬ人物が、まるで女神の使徒など子供同然だと言わんばかりに、戦いを完全に支配していたからだ。
だが、俺が再び怯えるあの偽りの女神を観察し直そうとした、その時―
ドガアアアンッ!!!
激しい爆発音が、突如として雷鳴とともに、ライエがぶつかったばかりの壁の方角から轟いた。
分厚い煙が引き裂かれる。その中から、ヴェノムのような鋭く狡猾な目をした、竜の頭を持つ人型の怪物が姿を現した。毒々しい尾がくねりながら鋭く伸びている。それが、奴の本来の恐ろしい姿だった。
「どうやら、完全に覚醒したようだな、クソガキが!!」
ライエが、こだまするようなしわがれ声で咆哮した。
ビリッ……ゴオオッ!
奴は、何倍も過激な速度で突進してきた。だが俺は、その脅威に対し、ただ冷たく薄い笑みだけで応じた。
「へへ……これだよ、俺が求めていたのは」
ビリッ!!
瞬く間に、俺の体は元の足場から消え去り、すでに変貌を遂げたライエの進路をそのまま断ち切った。
ドガアンッ!!
剣の刃と竜の爪が固く激突し、絶対的な力を空中で競い合った。
「貴様……あの異世界のガキか、この外道が?!」
数インチの距離で視線が交わった瞬間、ライエが苦悶の表情を浮かべた。
俺は直接答えなかった。ただ、俺の唇に浮かぶ笑みが、さらに深まっていくだけだった。
「嬉しいものだな……俺から最も大切なものを奪った者が、いまだにこれほどよく俺のことを覚えていてくれるとは」
俺の声は、低く囁くように響いた。
「その記憶力には、感謝しなければならないな」
ビシッ!
奴の攻撃が着地する前に、俺は再び姿を消した。ライエもまた、その速さの中に溶け込んでいった。瞬間、黄色い雷光と、黒紫色の閃光が建物の隅々で交錯し爆発し、夜空を貫いていった。その高速の激突は、鳴り止まぬ心拍の線のような、複雑な光の模様を描き出していった。
ドガッ、ドガッ! カン! キン! シュンッ!
数十、数百、そして数千もの斬撃とエネルギーの激突が、一ミリ秒ごとに生み出されていく。その激突の混沌の中で、ライエは俺を挑発するように嘲笑った。
「まだ覚えているか……あの少女が、貴様の目の前で首を刎ねられたあの瞬間を?!」
暗く残酷な記憶の断片が、俺の脳裏を打ちのめした。アイラの最期の絶叫が、耳をつんざくほど響き渡る。
「やめろ……頼む、待ってくれ、アイラちゃん……!」
「あああああ……レンくん、助けてぇ……!!」
「アイラちゃぁあん!!!!」
「く……ぐああああっ!」
その記憶が、俺の意識全体を焼き尽くした。爆発するような怒りが、胸の中で暴れ狂った。俺の動きの速さは、理屈を超えて急激に跳ね上がり、ライエの限界を遥かに超えていった。
ドガッ、ドガッ! カン! キン! シュンッ!
「くっ……なぜだ……なんでこいつ、どんどん速くなってるんだ?!」
ライエが、俺の斬撃の波を押さえきれなくなり始め、苦悶の表情を浮かべた。
「駄目! 駄目よ! さっさとその野郎を倒しなさい、ライエぇ……!!」
上空から響く女神の叫びが空気を切り裂き、ライエの全速力を引き出そうとする執念をさらに煽った。
だが、いくら奴が必死になろうと、俺の動きは次元の違う領域にあり続けた。夜空は、互いを消し合うように交錯する黄色い雷光と黒紫のオーラの舞に彩られていった。
なんてことだ……これは一体、どういう戦いなんだ……?
下にいる勇者は、もはや俺たちの影すら追いきれずにいた。彼の目に捉えられるのは、空中で絶対的なエネルギーがぶつかり合って生じる光の球だけだった。
「ハアアアア!!!」
「お前のせいで……アイラちゃんはあんなに苦しんだんだぞおおおお!!!」
ドガアアンッ!!! ゴオオオッ!!
俺の体の中心から濃密な暴風が爆発的に噴き出し、ライエを建物の瓦礫ごと遠くへと吹き飛ばした。同時に、目に見えない超高圧の領域が広範囲に展開し、建物一帯を完全に隔離した。
「お前らには、幾重にも重なる苦しみを味わわせてやりたかった……だが、これで終わらせてやる。ただの一撃でな。ちょうど、お前がアイラちゃんの首を、たった一太刀で刎ねたのと同じようにな」
ウォンッ……ウォンッ……ウォンッ……
その目に見えない領域が、俺が両腕を大きく空へと広げるにつれて、絶対的な闇の色に染まり始めた。そして、一つの冷たい囁きとともに。
「Void Sphere」
ドキュンッ……ズオオッ!!
巨大なブラックホールが、その領域の中心にちょうど生み出された。絶対的な重力が、周囲のあらゆる物質を余すことなく吸い込み呑み込んでいき、建造物を崩壊させ、光すら吸収し、そして偽りの女神を、ライエを、勇者までも、永遠の闇の中へと呑み込んでいった。俺自身もまた、その中へと引きずり込まれていった。
◆◆◆◆
「……ハ!!」
俺は跳ね起きるように、勢いよく体を起こした。
ハ……ハ……ハ……!
呼吸が浅く、荒く乱れる。顔じゅうを冷や汗が伝い、全身の筋肉が制御不能なほどにガタガタと震えていた。胸の奥が壊れたように、狂ったように激しく脈打つ。ハッ……ハッ……あ、ガッ……くっ、胸が……っ!
焼け付くような痛みを発する胸元を、俺は引きちぎらんばかりに強く締め付けた。
「……」
「あ……くそっ……何なんだ、今の夢は……ハッ、ハッ……ふぅ……っ」
俺の呼吸は浅く、乱れていた。
汚い部屋、発熱するモニター、飲みかけのコーヒー、床に散らかった何本ものケーブル。それらが視界に入ってようやく、俺は理解した。よかった、ただの、悪夢だ。
「ハァ……なんで……なんでいつも、あの夢を見るんだ…… 俺の身に、一体何が起きてるっていうんだよ……」
震える指先で、額の汗をぐっと拭い去る。
混乱する頭で、今起きた状況を必死に整理しようとするが、思考がまとまらない。
あの夢は、幼い頃から幾度となく俺の精神を苛んできた。だが、今夜見たものは過去最悪だ。まるで、夢の中で起きたあの残酷な出来さが、リアルに肌へと伝わってくるかのようだった。
「はぁ……参ったな……」
暗闇に包まれた天井を、俺はぼんやりと見上げた。切迫した緊張感が去ると、激しかった鼓動が徐々に落ち着き、荒れていた呼吸も元に戻っていく。静寂が再び部屋を満たし、心にわずかな平穏が訪れた。
「アイラちゃん……」
「……」
違う。こんなところで立ち止まっている場合じゃない。
何が何でもやり遂げる。それだけが俺の最終目標だ。一秒たりとも、諦めることなんて許されない。
「はぁ……まぁいい。今に始まった夢でもないしな……` 」
左手で顔を覆いながら、ポツリと独り言を漏らす。
そう……分かってはいる。だが――「俺は……」
顔を拭ったばかりの己の掌を、俺は長い間、じっと見つめていた。
「やれやれ……ふぅ」
年老いた身体を重そうに引きずり、本来なら至福の時間であるはずの快適な寝床からゆっくりと起き上がる。
カチッ……ウィーン……。
そして本能に導かれるまま、ベッドの目の前にあるデスクに向かい、パソコンとモニターの電源を入れた。
◆◆◆◆
今夜はとても静かだ。外の通りは、もう何時間も前から人影がない。時折聞こえていた車の音も、今はすっかり消えてしまった。きっと、みんなもう眠っているのだろう。
通り沿いの家々の明かりが、一つ、また一つと消えていく。道端に残るのはわずかな薄明かりだけ。夜空は雲一つなく晴れ渡り、月が街の上に高く昇っている。無数の星々が瞬きながら、その闇を彩っていた。本来なら、休むべき夜のはずなのに。
「はぁ……」
長いため息が漏れる。まるで、深く疲れ切った人間のようなため息だった。
「もうすぐ一時か……画面の前でこの論文の修正箇所とにらめっこしてたら、頭が重くなってきた」
明るく光るノートパソコンの画面をぼんやりと見つめながら、両手で疼く頭を抱える。目がひりひりする……もう諦めてしまいたい。でも、早く終わらせなければという焦りが、絶えず私を追い立てる。頭が重い。一ページ終わらせても、また新しい問題が二つ出てくる。本当に、うんざりする。
教授が最新の卒論の草稿を返してきてから、もう三日が経つ。原稿は最初から最後まで真っ赤な添削で埋め尽くされ、私の卒業論文は終わりのない修正の連続と化していた。一つ直せばまた別の指摘が入り、一章仕上げたと思えば新たな注釈がついて戻ってくる。日が経つごとに、締め切りだけがどんどん近づいてくる気がした。同じ章を何度も読み返しすぎて、もう言葉の意味すら分からなくなってきている。何時間もかけて参考文献を探し、一段落一段落を磨き上げても、どれも満足のいく出来には思えなかった。
「んー……あぁ……もういいや、諦めた」
視線を、部屋のピンク色の天井へと移す。
これ以上無理をすれば、頭痛がひどくなるだけだ。
「はぁ……」
長く息を吐き出すと、机を離れてベッドに横になる。せめて今夜は、一杯のコーヒーが私を救ってくれるかもしれない。頭の中はすでに卒論修正の海に沈み込み、思考は完全に迷子になっていた。
「はぁ、とりあえずコーヒーからか……」やる気もないままこれを直し続けるのは……本当に、しんどい。
ひとり呟きながら、部屋を出る。
……ギシ……ギシ……
一歩踏み出すたびに、木の床と階段が静かに軋む。その音が、家中に響き渡る。他の部屋からは、人の声も、生きている気配すらも聞こえてこない。軋む木の音の余韻がようやく消えた頃、重い静寂が瞬く間に空気を満たした。この家は、恐ろしいほど静かだ。
「ハアアアッ!!」
その静寂は、突然の悲鳴によって破られた。……はぁ……。長い溜息が漏れる。
「……また悪夢でも見ているのか?」
それを気にも留めず、彼はコーヒーを淹れるために台所へと歩き出した。
カチッ
キッチンの明かりが、闇に沈んでいた部屋を一瞬で照らし出す。冷蔵庫の扉を開けると、白い光が私のすっかり疲れ切った顔を照らした。
「……」
「あれ?」これ、もしかして……。
最初はコーヒーを淹れるだけのつもりだった。でも、視線が真ん中の棚にある弁当箱に吸い寄せられる。
「これ、今日の昼に作ってあげたやつじゃない?」
目を細めながら、そちらへ近づく。
蓋を開けてみると、中身は手つかずのまま、まったく減っていなかった。
こめかみの血管がピクリと動く。まさか……。
カタカタカタカタ……カタカタカタ……
「あのおっさん……」カタカタカタ……「まだ、食べてないの?」
◆◆◆◆
カタカタカタカタカタ、カタカタ。
「悪くない、悪くない……とりあえずこんなもんじゃろうか」
狭い部屋に、キーボードを叩く音が響き渡る。モニター画面には、次々と数字と数式が浮かんでは連なっていく。一方、いつ淹れたのかも分からないコーヒーは、もう冷めきって底に滓が残るだけになっていた。
「ふむ……悪くないの……この部分はこうして、それからこうすればー」
ギィィ……
背後から、木製のドアがゆっくり開く音がした。だが、俺はそれをあまり気にせず、視線はモニター画面に、指はキーボードの上を動かし続けたままだった。
「はぁ……やっぱりね」
背後から少女の声。
指の動きが、キーボードの上でぴたりと止まった。ドアの方から聞こえてきたその声の調子は、俺の耳にひどく馴染みがあった。
「ん?」
数秒経ってから、俺は視線をドアの方へと向けた。ただ、体は前のモニターの方を向いたままで。
視線をドアの方へ向けた瞬間、それに気づいた。少し茶色がかった黒い長い髪の少女が、開いたドアの陰から顔を覗かせている。彼女の目は、部屋の惨状を見た途端、すっと細くなった。
「ちょっと……ちょっと、もうこんな時間なんですよ?」
彼女は腕を組みながら咎めるように言った。
「そのご執心、いい加減にしてください……というか、一体何やってるんですか」
「チッ……お前か」
俺は冷たく呟き、悪びれる様子もなく視線を光るモニターへと戻した。
「放っておいてくれ。忙しいんだ」
「……」
彼女はドアのところで固まったまま、両手をぎゅっと握りしめた。
「はぁ……変なおじさん……ていうか、また変な夢見てたんですか? さっき、イエティみたいな苦しそうな叫び声上げてましたけど」
「お前には関係ない」
俺はモニター画面に向き直りながら、ぶっきらぼうに答えた。
こみ上げる怒りを何とか呑み込みながら、彼女は狭い部屋へと足を踏み入れた。「言っときますけど、今日の昼から作ってたんですよ。なんで今まで食べてないんですか?」眉を下げながら、彼女は言った。
「……」
カタカタカタカタカタ、カタカタ。
返事はなかった。部屋に響くのは、パソコンのファンの低い唸りと、俺がキーボードを叩く音だけだった。
「はぁ……もういいです。本当に食べないなら、もう捨てちゃいますから――」
「そこに置いておけ」
俺は感情のこもらない平坦な声で遮ると、指先でいくつかキーを叩いた。
こめかみの血管が、激しくヒクついた。
「は……はぁ?」この人の頭、いったいどうなってるの、ついにおかしくなったんじゃ。
「ど、どういう意味ですか、それ……もう十時間以上経ってるんですよ」
それを聞いて、俺は打ち込んでいた指を止め、椅子を半分だけ少女の方へ回した。
「作ったものを無駄にしない、という言葉がある。それが愛情込めて作られたものならなおさらじゃ」
俺は、その食べ物がどれほど大切なものかを伝えようとしながら、そう告げた。
「くぅ……なんでこのおじさん、そんな自信満々なんですか」
彼女は苛立たしげに眉を寄せた。
「言っときますけど、この家に腐乱死体は要らないんですからね。私が容疑者にされちゃいます」
「チッ……もういい、論文の続きでもやってろ。その飯は俺が食う。作ってくれて感謝するぞ」
俺はニヤリと笑いながら彼女に言った。
そして椅子をまたモニターの方へ向き直す。
「はぁ……なんで私がこんな変なおじさんの心配なんてしなきゃいけないんだか」
彼女は俺に聞こえるようわざと声を張り上げてぼやいた。
「はぁ……寝る前にちゃんとコンセント抜いといてくださいね。要らない電気代でこの家埋め尽くされるの、御免ですから」
振り返りながらそう言う声は、まるで脅しのようだった。
「払ってるのは俺だぞ!」
「見てるだけでストレス溜まるのは私です!」
廊下から彼女の声が響いた。
ギィ……。タッ……タッ……タッ……。彼女の足音が、次第に廊下の奥へと遠ざかっていく。
「……はぁ……何を考えてるんだか……これは……これは大きなプロジェクトなんだぞ!!! はぁぁ……」
眉をひそめ、モニターの前でぶつぶつと文句を言っていたのは、SNSのコメントに返信していたからだった。自分の理論を投稿しているフォーラムには、次々と辛辣なコメントが湧き続けている。
「チッ……こいつら、俺が作ってるもんの何も分かっちゃいない」
カタカタ……カタ……カタ……
俺の指は再び素早くキーボードの上を動き始め、キーを叩く音は夜通し続いた。ついに、太陽の光が差し込むまで。
各キャラクターの日本語の使い方やセリフ回しが拙く感じられたなら申し訳ありません。今後、さらに勉強していきたいと思います。




