第54話 オクトーバーオクトパスフェスティバル1
今回は魔王さんの話です
さて、魔界に戻ってきた私ルビーは魔王としてオクトーバーオクトパスフェスティバルの準備をしている。
もともと、四天王のオクトーバーがしていたのだが、引き継いだ新人が不安そうだったので、急遽私が手伝うことになった。
私もそこまで予算や企画に精通してるわけではないのだが、手伝えることは手伝うつもりだ。
10月にタコ焼きをするだけのフェスではなく、仮装もするのだ。それ故に行われるのは10月31日てんせいしゃの言うハロウィンの日だ。
このままだと予定が押しそうだが、私は頑張っている。基本的に毎回ジャックオランタンの仮装が流行るが、何気にタコの仮装やキャベツ頭も流行る。完全に材料に引っ張られている。
私は基本的に魔王の仮装をしている。言い換えれば、そのまま魔王の衣を着て街を練り歩く。友達兼側近のルミナスと共にタコ焼きとかパンプキンパイを食べる。
「Trick or treat」というとお菓子を貰えるという風習だ。てんせいしゃは私が魔王になる前は結構いたが、寿命が短いため、最近会ってない。ここ数百年ぐらい。オクトーバーとかジューレンの母親がてんせいしゃだった。で、私は普通に魔王と勇者の子だ。てんせい勇者ではない。
なんか、この世界ではてんせいしゃよりも地元民?こっちの世界の人々の方が強い。おそらく、昔の王様とかが度を超えててんせいしゃを呼びまくったせいだろう。
しかも、この世界では美形も多い。結果魔王が美少女であることも多かったらしく、てんせいしゃよりこっちの人の方が強くなったようだ。
ちなみに、この世界では美形が多いとか、てんせい勇者が来たというのは魔界の公式記録である「ヘル及び魔王国領ゴールデンサンアンドシルバームーンお日様とお月様王国オフィシャルサイト」に書いてある。
まあ、原本は「ヘル及び魔王国領ゴールデンサンアンドシルバームーンお日様とお月様王国記」になる。これが、魔界の初代魔王から代々更新していくものになる。
てんせいしゃの言う「でじたる」なものもいいが、私達は紙の文書を主に使っている。機械は故障するが紙は故障しないからだ。まぁ、両方お茶に弱いから公式文書室及び、ぱそこん室では飲食を禁止している。
そのかわり、喫茶や食堂は充実しており、とても過ごしやすい。空気調整機もあり、冷房と暖房が使える。もちろん、私が整備した。
で、オクトーバーオクトパスフェスティバルを今年も私は楽しみにしている。




