第46話 ミルトニアvsサクラ
過ごしやすい気候になってきた今日この頃、晴れ渡る空の下、私はミルトニアとサクラの戦いを見ている。
まず、最初に攻撃したのはサクラだった。タライからグローイングミズを放った。この技は私のシャイニングヴァッサーと同じだ。名前のダサさはお察し。
しかし、ミルトニアも負けていない。呪ってやったんだ杖で500倍に底上げされた、洗濯機トルネードでグローイングミズを押し返した。
押し返されて焦ったサクラはタライを天空に召喚し、そこからライトニングを放った。しかし、ライトニングはミルトニアの得意魔法。サクラの攻撃に対して、ミルトニアもライトニングで返した。
おそらく、サクラのタライも能力が上がっているのだろう。しかし、ミルトニアには敵わない。
更にミルトニアはライトニングと洗濯機トルネードをあわせた技を使った。正確には後でそう聞いた。
「ライトニングトルネード」
ミルトニアは大音声で技名を叫んだ。
「負けないわ。グローイングチェリーブロッサム」
サクラが言った。初めて見る魔法だ。意外と魔法ってイメージしたらできるのかな?洗濯機トルネードできたし。多分いけるんでしょう。
ちなみにグローイングチェリーブロッサムは舞い散るサクラの花びらひとつひとつにライトニングの威力がある。
もちろん。ミルトニアは乾燥機トルネードで吹き飛ばし、サクラを破った。
「いい戦いぶりだったね、2人とも」
私は言った。
「喉渇いた。なんか飲むもの頂戴」
ミルトニアが言った。珍しい。
「私もお願いします」
サクラが言った。
「で、必殺技どうしよう」
私が言った。
「そうね。サクラを中心に据えて、私とユリで洗濯機トルネードと乾燥機トルネードを合わせる?」
ミルトニアが言った。
「えっ?でもミルトニアさんが勝たれたのにいいんですか?」
サクラが言った。
「いいわ。あなたも技放ちたいでしょ」
ミルトニアが言った。
「ありがとうございます」
サクラは嬉しそうだ。
「なら、サクラさんのチェリーブロッサム技とミルトニアの乾燥機トルネードと私のシソを合わせる?春の息吹トルネード的に」
私が言った。
「いいわね。そうしましょう。威力弱くなりそう。シソは私がするから乾燥機トルネードはユリで。要するに春の香りで攻撃するんでしょ」
ミルトニアが言った。
では、早速練習。
「で、順番どうする?私、ミルトニア、サクラ?」
私が言った。
「そうね。そこは強い順で行きましょう」
ミルトニアが言った。
「オッケーです」
サクラが言った。
「あ、最後みんなで技名言いましょう。何がいいですか?」
サクラが言った。
「そうね。3人だから三位一体サクラトルネード?」
ミルトニアが言った。
「全体に春をイメージしてるからスプリングトルネード?」
私が言った。
「では、お2人の合わせて、三位一体スプリングトルネードでいいんじゃないですか?」
サクラが言った。
「そうね」
「そうだね」
2人の声がハモった。
そして、練習。
まず、私から。
「乾燥機トルネード」
「シソ〜春の息吹を添えて〜」
ミルトニアが言う。
「舞い散れ桜吹雪チェリーブロッサムハリケーン」
サクラが技を言う。
そして、声を揃えて言った。
「三位一体スプリングトルネード」
決まった。これにしよう。綺麗に決まった。特にミルトニアのシソ良かった。




