第42話 水の四天王ジューレン回想編
水の四天王の一人称での回想です
私はジューレン。6月の雨の日に生まれたことから、転生者の母から6月を意味するジューンと雨を意味するレインを合わせて、ジューレンと名付けられた。これが、彼女の運命を決めたのかもしれない。
魔王城では魔王城防衛手当と外地制圧手当が出る。私は精力的に他の場所を攻めて回った。というのも、お金を貯めてガチャを引くためだ。
そして、ある時自分にぶっ刺さる水着キャラが来た。これは引かなくちゃ。私は頑張って引こうとありとあらゆる金を使った。あっという間に貯金は解け、魔王城防衛手当も使い果たしてしまった。基本給もあるが、すぐになくなってしまった。
そもそも、なぜこんな制度があるのかというと、魔王様には命は大切なものであるという考え方があるからだ。また、攻め落としたところに魔王様が出向き、遺族に対して補償したり、支配する代わりに善政を敷いたりした。
で、私はと言うといま全力でガチャっている。もう1000回ほど引き、ほとんどのキャラが天井行くまで出なかった。やっとコンプしたのだ。ただ、生活費がなくなった。
私と火の四天王オクトーバーは幼なじみだ。彼は義理人情に熱く、祭りが大好きだった。何度連れ回されたことだろう。彼はよくタコの擬態をしていた。普通に人型にも慣れる。
なぜ、タコなのかと聞くとオクトーバーとタコを意味するオクトパスの音が似てるからだとか。ちなみに彼は10月31日ハロウィン生まれだ。だからこそ、こうなったのだろう。そういえば、彼の母親がてんせいしゃらしい。だからタコなのだろう。ネーミングセンスダメだろう。
てんせいしゃの母親を持つとまともなネーミングにならないのだろうか?
そして、いよいよ、生活費がなくなった。私は外地制圧手当を手に入れるため海に出た。聖女に心の中を見透かされた。水着の推しを探すため海に出たのだ。水着いいじゃん。
で、地味に痛いライトニングをくらい、最後は炎で焼かれた。熱かった。これが、オクトーバーの熱さか。やばいね。




