第41話 ゆでだこ
さて、タコがいた。火山にタコがいる。いや、水の中の生物が山にいる。なんで?
「よくきたな。暗黒騎士ユリよ」
「私は騎士じゃなーい」
そういうと私はタコの足を切った。
「フハハ効かぬわ」
タコが言った。そして、タコの足が蘇っている。せっかくだし、茹でてみることにした。
私はタライを召喚し、火魔法と水魔法で熱湯を作った。もともと赤かったタコがどんどん赤くなっていく。まるで、夕日のように赤くなっていく。
「熱い。熱い。何これ。えっ?今までこんな魔法受けたことないんだけど」
タコが言った。
「私を騎士と言ったこと一生後悔させてやる」
私は相当怒っていた。もういい加減騎士じゃないことが浸透して欲しい。
「ねぇ。あれって騎士って言われた事だけを怒ってやってるよね?なんか四天王にタコみたいなやついるって聞いたような」
ミルトニアがロックに言った。
「まぁ、いつも宿で愚痴聞いてるから多分そうだな」
ロックが言った。
「えっ?騎士じゃないんですか?」
サクラが言った。
「上の白い衣が見えるかい?あれは聖女の証なんだ」
クロスが悟ったような表情で言った。
「あっ。なるほど。聖女(物理)なお、タライで魔法を使う騎士風聖女と」
サクラが言った。
「ユリに聞こえたらやばい威力のデコピン飛んでくるから小声でな」
ロックが言った。
さて、戦闘ではタコを熱いお湯につけている。そろそろいいだろうと思ったので火魔法を解き、光魔法を入れてシャイニングヴァッサーを上からかけた。水だけにヴァッサーっとかけた。
そして、タコは倒された。あれ?そういえばなんでタコがいたんだろう。ま、良いや。
こいつが四天王だと知ったのは次の街に着いた時である。




