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第32話 入門試験第二試練

「さて、昨日はお疲れ様だった。今日から本格的に始める。まずは装備を外して、この白い服に着替えてくれるか?」

師範が言った。


そして、私とミルトニアは控え室1、ロックとクロスが控え室2で着替えた。


私達は控え室で着替えながら話した。


「今回の試練何をするんだろう?装備を外してって?」

私は不安を口にする。


「私もわからないわ。基礎体力的なものを見るんじゃない?あとはスキルの使い方とか」

ミルトニアが言った。


「なるほどね」

私はミルトニアの言葉で少し緊張がほぐれた。


さて、私たちは外に出た。晴れている。


「よし、着替えたな。これからお前たちの能力を見ようと思う。まずは単純に走ってみよう」

師範が言った。


「はい」

声を揃えて言った。


私は一生懸命走った。ただ、どう頑張っても勝てるわけはなかった。勇者とロックはやはり素早さが5000なので飛んでくような速さだった。ミルトニアもめっちゃ速い。


私は止まっているように見えたかもしれない。それでも、私は走っている。素早さ50は酷い。それでも、諦めずに走っていると『不屈の闘志』というスキルが手に入った。


効果はいかなる状態異常になろうとも、攻撃ができるというものだ。やばい。凄いな。


ゴールすると、師範はこう言った。


「遅いな。ユリ。どうした?それが全力か?」


「はい。全力です。素早さ50ですから」

私はそう答えた。


「いや、もっと速く走れるでしょ。気合が足りないからこうなるんでしょ。もっと気合を」

師範がそう言った。


こうして、私は滝行をさせられ、その結果、『不屈の闘志』が『不屈の闘魂』に進化した。そして終わった後、私は体力の続く限り、走り続けた。結果、『瞬間移動』と『高速移動』と『それなりに高速な移動』というスキルを手に入れた。どこで使うの?


瞬間移動なら脚の装備でできるんですが?


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