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そして月曜日俺はあんなこと言った手前椿を迎えに行かず通り過ぎようとしていた。
椿の家だ。いた、椿だ。
俺はまだ意地を張っていた。
俺の姿を見ると椿はこちらに近付いてきた。
「春人おはよう。昨日はごめんなさい、私頭に血が上っちゃってあんなこと言っちゃって……」
俺もどうかしてた、ごめん。
なんて口から出るわけでもなく無言で返す。
「春人!」
俺は椿を置いてグングン進む。椿が小走りになって追いかけて来る。なんだよ、椿の方が大人じゃないか。
俺はさらにイライラしてきた。
「待って春人、早いよ!」
「んだよ、俺に付きまとうな」
「春人が怒ってるなら謝るから!ごめんなさい」
「うるさい!」
俺は後に引けなくなってしまっていた…
そしてそのまま椿と接すること無く昼休み、また椿がやってきた。
「あのさ、お弁当作ってきたから…」
こんなんじゃ受け取れないよな……
「いらない」
「食べて…」
「だからいらないって!」
「…私と食べなくていいから…お弁当だけ受け取って…ね?」
椿は申し訳なさそうな俺の机に弁当を置いた。俺は教室から出て行き誰もいない場所に行った。1人になりたくて…
そして校舎裏へ行く。ここなら誰も来ないだろ。椿からもらった弁当を開ける。
バカだな椿も…よく俺に愛想尽かさないよな。
弁当を食べ少し考え事をしていると例の先輩たちがきた。あいつらここでタバコ吸ってたのか。
絡まれると厄介なので俺は立ち去ろうとするが見つかってしまった。
「あれぇ〜?春人君じゃないの?なになに?ぼっちでこんな所で弁当食ってたの?椿ちゃんは?」
「さぁ?どこで食っても俺の勝手じゃないですか。椿は知りません」
俺の言い方がイラッときたのか先輩たちは余計絡んできた。
「最近椿ちゃんに新の奴が付きまとってたからもしかしてあいつに奪られちゃったかな?あ〜あ、春人君振られちゃったんだ?」
タバコをふかし俺に吹きかけてくる。うぜぇ……
「椿ちゃんと言えばあの神城先輩と一緒になってお前の同級生の1人退学にしただろ?意外と怖ぇとこあるよな」
「先輩たちもそうならないように気をつけて」
そう言って立ち去ろうとした時先輩に腕を掴まれた。
「お前さっきから何?怒ってんの?こっちも怒るよ?」
そして俺は腹に蹴りを入れられた。
俺も頭にきたので殴り返した。だが先輩たちにそのまま袋にされボコボコにされてしまった…
「クソッ、好きなだけ殴りやがって…」
トイレに行き鏡を見る。こりゃ酷い…
顔が腫れてる。授業なんか受けられねぇなと思い俺はバックレようとカバンを取りに教室に行った。
出来れば誰も見ないでくれよと思ったがそんなわけなく俺の顔を見てクラスの皆は騒然とした。椿も真っ青だ…
「ねぇ春人!どうしたの?なんでそんなんなってるの!?」
椿が真っ先に駆け寄り問いかけてきた。
「転んだ…」
「嘘でしょ?!どう見ても転んでこんなになるわけないじゃん!」
俺はこの場にもう居たくなくなって椿に弁当を返しカバンを取って職員室に行き階段からこけたので今日は帰りますと言ってその場を後にした。
椿が俺を追いかけてきた。
「春人!待ってよ……」
俺はなんだか泣きそうになった。だけど椿にはそんな所見せたくないのでまたキツい言い方になってしまった。
「お前のせいだよ…」
「え?」
「お前のせいでこうなったんだよ!」




