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図書委員で図書室に来ていると椿はテーブルに座っていつの間にか寝てしまっていた。
俺はしばらく椿を眠らせて1時間くらい経った頃だろうか。
全く起きる様子がない椿を見て脇腹を突ついて見た
「う〜ん、ん?」
パチっと目を開け椿は間の抜けた顔をしていた。
「おはよう椿。居眠りしてたぞ」
「はぇ?」
椿はしばし考えて時計を見た。
「春人ぉ、もうちょっと早く起こしてよ」
「あんまり気持ちよく寝てるから起こそうか迷ってたんだ、ばっちり椿の寝顔は拝見したしな」
「え!涎とかたらしてなかったよね!?」
「ああ、そんなのも見てみたいかもな」
「どうせ春人にからかわれるだけだから私にとっていいことないもん!」
「そろそろ帰ろうぜ?寝ぼすけ椿」
「言ってるそばからバカにして!バカ春人!」
「じゃあ売店行ってジュースでも買ってから帰るか」
売店に行きジュースを買うとそこには2年の先輩たちがいた。そして俺たちを見ると声をかけてきた。ガラが悪いから関わりたくない。
「おー、イケメンで有名な春人君じゃねぇの?それに椿ちゃんだろ?そっちの可愛いの」
「どもっす」
「ちょっと話ししたいから俺らと付き合わね?そこの売店の裏に来て」
最悪だ、だけど適当やり過ごそう、下手に断ると因縁つけられそうだしな。
そして売店の裏に行く。椿が怯えているのがわかる。まぁ如何にもだもんな。俺は大丈夫と小さく呟く。
「なぁー、春人君、俺らにも女紹介してくんね?出来れば椿ちゃんくらい可愛いのがいいな」
そして先輩たちはタバコを取り出し火を付け吸い始めた。タバコの煙が椿にかかり椿は更に怯え出した。
「勘弁してくださいよ、そんなに遊んでないんで知り合いとかもあんまりいないんです」
「椿ちゃんの知り合いとかで可愛いのいない?」
「え?あ、あの私もこの辺にあまり友達いなくて……」
急に話を振られた椿はビクビクしながら話す。
「おいおい、椿ちゃんビビりすぎだって、でも可愛いから許す。ハハハッ」
ダメだ、こんな怖い先輩のこのノリは椿はついていけそうにない。
「椿ちゃん、春人君に飽きたら俺らと遊ばない?春人君女遊び激しそうだから辛い思いしてんじゃね?」
「は、春人は優しいです!」
「いやー、椿ちゃんに惚気られちゃったよ」
「あ、そろそろ俺ら帰りますね、俺らこれから寄るとこあるんで」
「また話そうなぁ」
そうして面倒くさい先輩たちから逃れた俺たちはいそいそと学校を後にした。
「あの先輩たち最低!春人のことバカにして!」
怯えてたと思ったら今度は怒り出した。
「まぁ後関わりたくないよな」
この後椿は怒りっぱなしでなだめるのに大変だった。




